こんにちは、ひとりキッチン研究所のショウです。
私は市販のヨーグルトが好きで、冷凍フルーツやシナモン、はちみつを入れてよく食べています。
毎日のように食べるなら気になってくるのが、自宅でまとめて作れるヨーグルトメーカー。
ただ、調べ始めると「1℃刻み」「甘酒対応」「低温調理対応」など機能がどんどん出てきて、どこまで必要なのか分かりにくいんですよね。
一人暮らしで私が重視したいのは、細かな温度設定よりも普段食べる量、牛乳パックをそのまま使えるか、毎回どこまで洗うのかです。
作るのが簡単でも、容器を洗って消毒する工程が面倒なら、そのうち使わなくなる可能性があります。
この記事ではアイリスオーヤマ、タニカ、ビタントニオを中心に、レコルトやクビンスまで含めて、一人暮らしで使いやすいヨーグルトメーカーを比較します。
記事のポイント
- 一人暮らし向けヨーグルトメーカーの選び方
- アイリスオーヤマ・タニカ・ビタントニオの違い
- 牛乳パック式と専用容器式の使い勝手
- 洗い物や収納まで含めたおすすめ機種
一人暮らしのおすすめ結論
一人暮らしでヨーグルトを気軽に作りたいなら、私は牛乳パックをそのままセットできる縦型から選びます。
容器へ牛乳を移し替える工程がなくなれば、そのぶん洗い物も減らせるからです。
特に普通のプレーンヨーグルトを中心に作るなら、温度設定の上限や発酵メニューの多さより、この手軽さの方が日常では効いてきます。
迷ったらアイリスオーヤマ IYM-016-W、ギリシャヨーグルトまで楽しみたいならビタントニオ VYG-60-W、発酵食品を本格的に作りたいならタニカ ヨーグルティアS YS-02という選び分けが分かりやすいです。
ヨーグルトメーカー以外も含めて小型家電を比較したい場合は、親記事の一人暮らし向け電気調理器具おすすめも参考になります。

店頭で確認したアイリスオーヤマのヨーグルトメーカーIYM-014です。アイリスオーヤマは縦型で牛乳パックをそのまま使える機種を展開しており、現行品を選ぶならIYM-016-Wも比較したいところです。
おすすめ5機種を比較
ここでは2026年9月時点でメーカー情報を確認できる5機種を比べます。
価格は販売店や時期で変わりやすいため、順位は価格の安さだけではなく、仕込み、洗浄、容量、設置場所まで含めて決めました。
| 機種 | 主な容器 | 温度設定 | 本体サイズ | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| アイリスオーヤマ IYM-016-W | 1Lパック・900mL容器 | 25~65℃ | 約15.6×15.8×27.6cm | 手軽さ優先 |
| ビタントニオ VYG-60-W | 牛乳パック・専用容器 | 25~70℃ | 約12.5×14.5×28cm | ギリシャヨーグルトも作りたい |
| タニカ ヨーグルティアS YS-02 | 専用容器 | 25~70℃ | 直径約16×高さ18.8cm | 発酵食品を幅広く作りたい |
| クビンス KGY-713SM | 専用大型容器 | 自動メニューあり | 約18×18×20cm | チーズや納豆も作りたい |
| レコルト RFD-2 | 牛乳パック・耐熱容器 | 5℃刻み | 約27.2×27.3×24.6cm | ドライフードも作りたい |
アイリスオーヤマIYM-016-Wは、1Lまでの牛乳パックを使え、25~65℃、1~48時間で設定できます。
ビタントニオVYG-60-Wは25~70℃と設定幅が広く、99時間までのタイマー、水切りフィルター、牛乳パック対応が特徴です。
タニカのヨーグルティアS YS-02は専用容器を使うタイプですが、樹脂製なら1200mL、ガラス容器なら1100mLに対応し、発酵食品を継続的に作りたい人には魅力があります。
ヨーグルトメーカーの選び方
スペック表を見ると温度や時間へ目が行きますが、一人暮らしではもっと生活寄りの部分から比べた方が選びやすいです。
私なら容器、作る量、洗い物、設置面積、多用途性の順に確認します。
容器方式を先に決める
最初に確認したいのが、牛乳パックをそのまま使うのか、専用容器へ移して作るのかです。
ここは毎回の作業量をかなり左右します。
牛乳パック式
牛乳パック式は、牛乳へ種菌となるヨーグルトを加えて混ぜ、そのまま本体へセットできるのが魅力です。
専用容器へ大量の牛乳を移す必要がないので、仕込み後に洗う大型容器を減らせます。
一人暮らしで「まずプレーンヨーグルトを作りたい」という人には、この方式が一番分かりやすいかなと思います。
専用容器式
専用容器式は洗浄や消毒の工程が増える一方、甘酒、塩こうじ、納豆など別の発酵食品へ使いやすいのがメリットです。
容器ごと冷蔵庫へ入れやすい製品なら、保存までの流れも作りやすくなります。
毎週いろいろな発酵食品を作りたいなら、牛乳パック対応だけにこだわる必要はありません。
一度に作る量で選ぶ
一人暮らしだから、小容量ほどいいとは限りません。
ヨーグルトを毎朝食べるなら、何度も少量を仕込むより、一度にまとまった量を作った方がラクだからです。
一方で、作った量を食べ切るまで何日もかかるなら、大容量を選ぶメリットは薄くなります。
私なら普段スーパーで買っているヨーグルトを何日で食べ切っているかを基準にします。
冷凍フルーツ、シナモン、はちみつを入れると、プレーンヨーグルトでもかなり飽きにくいです。
ただ、作れる最大量ではなく無理なく食べ切れる量を基準にしてください。
洗う部品の数を見る
調理家電で地味に差が出るのが、使用後に洗う部品です。
本体の操作が簡単でも、容器、ふた、フィルター、スプーンなどを毎回洗うなら、そこで面倒に感じることがあります。
ヨーグルトは発酵させて作る食品なので、食材に触れる容器やスプーンを清潔に扱うことも大切です。
自己流で衛生工程を省かず、使う牛乳や種菌、容器の扱い、温度、時間は各メーカーの説明に従ってください。
完成品に普段と違うにおい、色、明らかな状態変化がある場合は、無理に食べたり次回の種菌へ使ったりしない方が安心です。

私が使っているiwakiの耐熱ガラス保存容器です。ヨーグルトメーカーでも専用容器式を選ぶなら、作る工程だけでなく容器を洗って乾かし、冷蔵庫へ収納するところまで想像しておくと使い勝手を判断しやすくなります。
設置場所まで測る
縦型ヨーグルトメーカーはかなり細身ですが、高さは30cm近い製品もあります。
棚へ入れる場合は本体寸法だけでなく、ふたを外すための上部スペースやコンセント位置も確認してください。
特に一人暮らしでは、炊飯器、ケトル、トースター、電子レンジなど、すでに家電が並んでいることが多いです。

私が使っている3段キッチンラックです。ケトル、炊飯器、トースターなどを置くだけでも棚は埋まっていくため、ヨーグルトメーカーを常設するなら購入前に置き場所を決めておきたいところです。
私のキッチンでは、実際に料理へ使えるシンク横の作業スペースが横約32cm、奥行き約42cmです。

私のキッチンのシンク横にある作業スペースを測った様子です。横幅は約32cm。ここへ家電を常設すると包丁やまな板を使える場所が減るので、ヨーグルトメーカーは棚へ置けるサイズを優先したいです。
温度設定は用途で選ぶ
プレーンヨーグルトを中心に作るなら、幅広い温度設定をすべて使い切る必要はありません。
一方、カスピ海ヨーグルト、甘酒、塩こうじ、温泉卵などへ用途を広げるなら設定範囲が広い機種が便利です。
ビタントニオVYG-60-WやタニカYS-02は25~70℃まで対応するため、ヨーグルト専用機というより発酵調理器として使えます。
だからといって「70℃まで設定できるから上位」とは考えません。
ヨーグルトしか作らないなら、使わない機能が多くても日常の手間は減らないからです。
おすすめヨーグルトメーカー
ここからは、一人暮らしでの使いやすさを基準に5機種を詳しく見ていきます。
ランキングというより、生活スタイルに合う1台を見つけるための比較として読んでください。
アイリスオーヤマIYM-016
普通のヨーグルトを手軽に作る目的なら、最初に候補へ入れたいのがアイリスオーヤマ IYM-016-Wです。
1Lまでの牛乳パックをそのまま使え、専用容器は900mL。
温度は25~65℃、時間は1~48時間に設定できます。
本体は約幅15.6×奥行15.8×高さ27.6cmなので、横方向の場所をそれほど取りません。
一人暮らしでは、この縦長形状がかなり扱いやすいと思います。
水切りカップも付属するため、普通のヨーグルトから少し用途を広げる余地もあります。
おすすめする人:市販ヨーグルトを日常的に食べていて、まずは牛乳パックから簡単に作りたい人
ビタントニオVYG-60
ヨーグルトを作るだけで終わらず、水切りや発酵食品まで楽しみたいならビタントニオ VYG-60-Wが面白いです。
500mL・1000mLの牛乳パック、1000mLの豆乳パックに対応し、25~70℃まで設定できます。
さらにタイマーは30分から99時間まで対応。
付属の水切りフィルターを使えば、作ったヨーグルトからギリシャヨーグルトを作ることもできます。
横幅約12.5cm、奥行約14.5cmなので、今回比較した縦型モデルの中でもかなりスリムです。
私はヨーグルトへ冷凍フルーツやはちみつを合わせることが多いので、濃厚な水切りヨーグルトまで作れるのは楽しそうだなと思います。
ヨーグルト以外にも甘酒や塩こうじなどを作りたいけれど、大型の専用容器型までは必要ないという人に合わせやすい機種です。
タニカのヨーグルティアS
発酵食品そのものを趣味として楽しみたいなら、タニカ ヨーグルティアS YS-02が有力です。
牛乳パックをそのまま差し込む方式ではなく、専用容器へ材料を入れて使います。
そのぶん容器を洗う工程はありますが、樹脂製内容器は1200mL、ガラス内容器は1100mLと容量に余裕があります。
温度設定は25~70℃、タイマーは10~50分と1~48時間に対応しています。
プレーンヨーグルトだけでなく、甘酒や各種発酵食品を頻繁に仕込みたい人には、この専用容器方式がむしろ扱いやすいでしょう。
一方、週に一度ヨーグルトを作るだけなら、私は牛乳パック式を先に検討します。
クビンスKGY-713SM
クビンス KGY-713SMは、ヨーグルト、チーズ、麹、納豆などを作りたい人向けの発酵メーカーです。
本体サイズは約18×18×20cmで、縦型モデルより背が低い形状。
専用容器は最大2000mL、メーカーが示す適正容量は1400mLなので、一度にしっかり作れます。
プレーンヨーグルト、麹・チーズ、納豆などはメニューを選択して運転できるため、細かな設定が苦手な人にも分かりやすい構成です。
ただ、一人でヨーグルトだけを食べる用途では容量がやや大きめ。
チーズや納豆まで作る予定がある人に向いています。

店頭で確認したクビンスのヨーグルト&チーズメーカーです。ヨーグルトだけでなくチーズや甘酒など、発酵食品そのものを楽しみたい人向けの構成になっています。
レコルトRFD-2
レコルト RFD-2は少し毛色が違い、ドライフードメーカーとヨーグルトメーカーを1台にまとめた製品です。
棚アミを外すと500mLの牛乳パックを2本入れられ、ヨーグルトや甘酒を作れます。
一方、棚アミを取り付ければ野菜や果物などの乾燥にも利用可能です。
約幅27.2×奥行27.3×高さ24.6cmなので、一般的な縦型ヨーグルトメーカーより設置面積はかなり大きくなります。
そのため、ヨーグルトだけを目的に一人暮らしで買うなら私は優先しません。
ドライフルーツ、乾燥野菜、ペット用のおやつなども作りたいなら、一台で役割を兼ねられるのが魅力です。

レコルトのドライフード&ヨーグルトメーカーRFD-2です。棚アミを使う乾燥調理と、棚アミを外して行うヨーグルト作りを1台で兼用できます。
レコルトの小型家電全体も比べたい場合は、レコルト調理器具おすすめで用途別にまとめています。
ヨーグルトだけなら多機能不要
ヨーグルトメーカーは、製品によって甘酒、塩こうじ、温泉卵、低温調理、納豆、チーズなど非常に多くの用途があります。
見ていると全部欲しくなりますが、一人暮らしでは機能数が増えるほど便利になるとは限りません。
重要なのは、あなたが実際に何を作るかです。
毎朝ヨーグルトを食べるなら、牛乳パック対応のシンプルな機種でも十分活躍します。
逆にヨーグルトは週1回しか食べず、甘酒も塩こうじも作らないなら、専用家電そのものが必要か一度考えてもいいでしょう。
一人暮らしでは調理器具を増やしすぎない考え方も大切なので、一人暮らしにおすすめの調理器具でも、使用頻度と収納を基準に選ぶ方法を紹介しています。
作るときに気を付けること
ヨーグルトメーカーは一定の温度で長時間発酵させる家電なので、容器やスプーンの清潔さは軽く考えない方がいいです。
専用容器を使う場合はメーカー指定の方法で洗浄・消毒し、牛乳パック式でもかき混ぜるスプーンなどを清潔にして使います。
使用する牛乳や種菌も、メーカーが案内する条件を確認してください。
また、自家製ヨーグルトを繰り返し種菌として使える場合でも、状態が変わってきたものを無理に継ぎ足すのは避けたいところです。
発酵時間を自己判断で大幅に変えたり、対応していない材料を使ったりせず、最初は取扱説明書やメーカーの基本レシピ通りに作るのがおすすめです。
完成後は必要に応じて冷蔵し、保存方法や保存期間についても使用した材料やメーカーの案内を確認しましょう。
ヨーグルトメーカーのよくある質問(FAQ)
最後に、一人暮らしでヨーグルトメーカーを買う前に気になりやすい疑問をまとめます。
Q1. 一人暮らしでもヨーグルトメーカーは必要?
A. 市販のヨーグルトを頻繁に食べる人なら使う機会を作りやすいです。
特に朝食や間食で繰り返し食べるなら、一度にまとまった量を仕込めるメリットがあります。
一方、たまにしか食べないなら、専用家電を増やすほどのメリットを感じない可能性もあります。
Q2. 牛乳パック式と容器式はどちらがラク?
A. 洗い物を減らしたいなら牛乳パック式がラクです。
牛乳を別容器へ移す必要がなく、そのまま発酵させられるため、普段のプレーンヨーグルト作りと相性がいいでしょう。
甘酒やこうじなどを頻繁に作るなら、専用容器式の方が使いやすい場合があります。
Q3. 温度設定は細かい方がいい?
A. プレーンヨーグルトだけが目的なら、設定範囲の広さだけで選ぶ必要はありません。
カスピ海ヨーグルト、甘酒、塩こうじ、温泉卵なども作りたい場合は、幅広い温度設定が役立ちます。
使わない設定が増えても、日常の仕込みや片付けがラクになるわけではないので、用途を先に決める方が選びやすいです。
Q4. ギリシャヨーグルトも作れる?
A. 水切りフィルターなどが付属する機種なら作りやすいです。
例えばビタントニオVYG-60-Wには水切りフィルターが付属しており、作ったヨーグルトを水切りして好みの食感へ近づけられます。
ギリシャヨーグルトをよく買う人なら、付属品まで比較する価値があります。
Q5. ヨーグルトメーカーで何を選べば失敗しにくい?
A. 一人暮らしなら、まず普段作る量と容器の洗いやすさで選ぶのがおすすめです。
プレーンヨーグルト中心なら牛乳パック対応、発酵食品を幅広く作るなら専用容器型、ドライフードなど別用途まで使うなら多機能型という順番で考えると分かりやすくなります。
最後に本体サイズを測り、キッチンへ常設できるかまで確認してください。
ヨーグルトメーカーまとめ
ヨーグルトメーカーは、温度設定が細かいほど一人暮らしで使いやすいわけではありません。
普段作る量、牛乳パックをそのまま使えるか、洗う容器はいくつあるか。
この3点を先に見る方が、買ったあとも使い続けやすいです。
プレーンヨーグルトを気軽に作るならアイリスオーヤマIYM-016-W、ギリシャヨーグルトや幅広い発酵調理も楽しむならビタントニオVYG-60-W、専用容器で発酵食品を本格的に作るならタニカのヨーグルティアS YS-02が候補になります。
クビンスはチーズや納豆まで作りたい人、レコルトRFD-2はドライフードも作りたい人向けです。
私は市販のヨーグルトに冷凍フルーツ、シナモン、はちみつを入れるだけでもかなり楽しめています。
だからこそ自家製へ進むなら、「一番多機能な1台」より、明日も面倒なく仕込める1台を選びたいですね。
- 手軽さ重視なら牛乳パック対応を優先する
- 一度に作る量は食べ切れる量から決める
- 発酵食品も作るなら設定温度と専用容器を見る
- 洗浄・乾燥・冷蔵保存まで含めて比較する
- 購入前に本体サイズと置き場所を測る