こんにちは、ひとりキッチン研究所のショウです。
私は普段、東芝の26LオーブンレンジER-YD70-Kを使って、パンやケーキだけでなく、ベーシックなバタークッキーも焼いています。
クッキーは材料が比較的シンプルなので簡単そうに見えますが、実際に焼いてみると「端だけ濃くなる」「中心だけ白い」「生地が広がった」「焼けたのか判断しづらい」と、意外とオーブンの癖が出やすいお菓子です。
基本は難しくありません。
生地を冷やし、オーブン機能を予熱してから焼き、最後は時間だけでなく実際の焼き色を見る。
私はこの流れでER-YD70-Kを使っています。
この記事では、オーブンレンジでクッキーを焼くときの温度、予熱、天板の使い方、焼きムラへの対応まで、実際に焼いている立場からまとめます。
記事のポイント
- オーブンレンジでクッキーを焼く基本温度
- 予熱から焼き上がりまでの手順
- 焼きムラや生地の広がりを減らすコツ
- 天板とクッキングシートの使い方
オーブンレンジでクッキーは焼ける
オーブンレンジには電子レンジとオーブンが一体になっていますが、クッキーを焼くときに使うのはオーブン機能です。
「オーブンレンジ」という名前のせいで少しややこしいのですが、レンジ加熱とオーブン加熱は別物と考えた方が分かりやすいですよ。

私がクッキー作りに使っている東芝の26LオーブンレンジER-YD70-Kです。普段のレンジ加熱だけでなく、パンやケーキ、クッキーなどの焼き料理にも使っています。
レンジではなくオーブンを使う
電子レンジ機能は、マイクロ波によって食品を温める機能です。
一方、オーブン機能では庫内を高温にして、生地の表面からじっくり火を通していきます。
クッキーらしい乾いた表面や香ばしい焼き色を作りたいなら、基本的にはこちらです。
オーブンレンジの操作に慣れていない場合は、最初に加熱モードが「レンジ」ではなく「オーブン」になっているか確認しておきましょう。
レンジ、オーブン、グリルの基本的な違いから確認したい場合は、オーブンレンジの使い方と各加熱機能の違いも参考になります。
金属製の角皿は加熱モードによって扱いが変わります。
オーブンで使用する角皿でも、電子レンジ加熱では使えない機種があります。
付属品については必ず自分の機種の取扱説明書を確認してください。
基本温度は170℃を目安にする
クッキーの温度はレシピによって異なるので、「絶対に何℃」とは決められません。
ただ、ベーシックな型抜きクッキーやバター系クッキーなら、私は170℃前後をひとつの基準として考えると分かりやすいと思っています。
東芝ライフスタイル公式の型抜きクッキーレシピでも、庫内を170℃に予熱し、170℃で焼く手順が紹介されています。
とはいえ、170℃という数字だけを覚えて終わりではありません。
生地の厚さ、大きさ、砂糖やバターの割合、天板に並べる量、オーブンの加熱方式によって焼け方は変わります。
レシピ指定を最優先する
初めて作るレシピなら、まずはそのレシピに書かれた温度と時間を使うのが基本です。
そこで焼き色を確認し、「自分のオーブンだと少し濃くなる」「あと数分ほしい」と分かってから次回調整すると失敗が減ります。
オーブンの温度設定は、料理の答えそのものというよりスタート地点です。
同じ170℃でも機種によって仕上がりがまったく同じになるとは限りません。
焼く時間も固定しすぎない
東芝公式の型抜きクッキーでは、170℃で焼く時間を目安として示していますが、メーカー側も生地の厚みや形、大きさによって仕上がりが変わると案内しています。
つまり「12分と書いてあるから12分で必ず完成」という見方ではなく、時間を目安にしながら実物を見るのが大事です。
薄いクッキーと厚いクッキーでは、中心まで熱が入る時間も当然変わります。
小さなクッキーと大きなクッキーを同じ天板へ混在させれば、小さい方だけ先に色付きやすくなるでしょう。
温度はレシピを基準にし、時間は焼き色を見ながら微調整する。
これが家庭のオーブンレンジではかなり使いやすい考え方です。
クッキーを焼く前の準備
きれいなクッキーを焼くには、オーブンへ入れてからより、実は入れる前の準備がかなり重要です。
特にバターを使った生地は温度で状態が変わりやすいため、私は生地を作ってすぐ焼かず、一度しっかり冷やしています。
生地を冷蔵庫で冷やす
クッキー生地が柔らかい状態では、成形しづらく、切ったり型を抜いたりすると形が崩れやすくなります。
そのため、生地をまとめたら一度冷蔵庫へ入れ、扱いやすい硬さまで冷やしてから成形しています。
バターが柔らかいままの生地を無理に扱うより、冷えた生地の方が輪郭を残しやすい印象です。
東芝の公式型抜きクッキーレシピでも、生地を伸ばしたあと冷蔵室で休ませる工程があります。
ここは「ただ待つ時間」に見えますが、焼き上がりをきれいにするための準備時間と考えた方がいいでしょう。
棒状なら冷凍も使いやすい
私が丸いバタークッキーを作る場合、生地を長細い棒状に整えたあと、数時間冷凍することもあります。
冷えて硬くなった生地なら包丁で厚さをそろえて切りやすく、丸い形も保ちやすいからです。
ただし、カチカチの状態を無理に切れば生地が割れることがあります。
硬すぎる場合は少し置き、包丁が入りやすい状態になってから切る方が扱いやすいですよ。
生地をまとまりやすくする
私が作っているバタークッキーでは、生地同士のつながりが弱いままだと、棒状にしたり切ったりするときに割れやすいと感じます。
そのため、粉っぽい部分が残ったまま無理に成形せず、生地全体がひとまとまりになるところまで仕上げています。
ただ、クッキー生地は何でも長時間こね続ければいいわけではありません。
必要以上に触れば生地が温まりますし、レシピによっては食感にも影響します。
私の感覚では「力任せにずっとこねる」というより、ボロボロの状態で終わらせず、成形できるところまできちんとつなげるというイメージです。
厚さと大きさをそろえる
焼きムラを減らしたいなら、クッキー同士の厚さをそろえることも重要です。
厚い物だけ中心が焼けにくく、薄い物だけ端が濃くなれば、オーブンのせいなのか成形のせいなのか分からなくなります。
最初の一回ほど、できるだけ同じ直径、同じ厚さにしておくと焼き上がりを比較しやすいですよ。
型抜きなら、めん棒で生地全体をなるべく均一な厚さに伸ばします。
アイスボックスクッキーなら、棒状にした生地を同程度の幅で切っていきます。
クッキー型やめん棒などの製菓用品は特別高価な物でなくても十分使えるので、繰り返し作るなら自分が成形しやすい道具をそろえておくと便利です。
天板へクッキーを並べる
生地を成形できたら、次は天板へ並べます。
ここでは「全部載せられるか」より、焼いている途中に生地が多少広がっても隣同士がくっつかないことを優先したいところです。

ER-YD70-Kに付属している黒い角皿です。クッキーを焼くときは、この角皿へクッキングシートを敷いて生地を並べています。
クッキングシートを敷く
私は角皿へ直接クッキー生地を置かず、基本的にクッキングシートを敷いています。
焼き上がったクッキーを取り外しやすくなり、天板へ生地や油分が直接付着するのも減らせます。
ただし、使用するシートの耐熱温度や対応する加熱方法は商品ごとに確認してください。
角皿の大きさに合わせて、シートが大きくはみ出さないように敷くと扱いやすいです。
クッキー同士を離して並べる
焼く前はきれいに離れていても、バターを含んだ生地は加熱されると少し横へ広がることがあります。
最初からぎゅうぎゅうに詰めると、焼いている途中で隣のクッキーと合体しかねません。
一度に一枚でも多く焼きたくなるんですけどね。
そこを欲張ると、最後に巨大なクッキー大陸が誕生することがあります。
私は数を詰め込むより、クッキー同士の間に余裕を残して並べています。

丸く切ったクッキー生地を、クッキングシートを敷いたER-YD70-Kの角皿へ間隔を空けて並べた焼成前の状態です。
専用角皿を確認する
オーブンレンジでは、機種によって付属する角皿の材質や使用方法が違います。
ER-YD70-Kには38.8cm×30cmの鉄板ホーロー製角皿が1枚付属しており、私はこれをクッキーにも使っています。
一方、この角皿にはレンジ加熱で使用できないことが分かる注意表示があります。
同じ一台の中で使う付属品でも、オーブンなら使えてレンジでは使えないことがあるわけです。
角皿の扱いや代用品について詳しく確認したい場合は、オーブンレンジの天板・角皿の使い方でまとめています。
オーブンレンジで焼く手順
ここからは、生地を作った後にオーブンレンジで焼き上げる流れを順番に見ていきます。
機種によって操作方法や棚位置は違うので、温度や時間だけでなく取扱説明書の指定も確認してください。
最初にオーブンを予熱する
クッキーを焼くなら、レシピで予熱が指定されている場合は先にオーブンを設定温度まで温めます。
170℃で焼くレシピなら、まず170℃へ予熱。
予熱が終わってから生地を入れ、本加熱を始めます。
冷たい庫内へ最初から生地を入れてしまうと、設定温度へ上がるまでの間にもバターが溶け、生地だけが先にだれてしまう可能性があります。
せっかく冷蔵や冷凍で形を作ったのに、スタート地点で温度が足りないのはもったいないところです。
予熱の具体的な意味や食品を入れるタイミングは、オーブンレンジの予熱方法と入れるタイミングで詳しく解説しています。
予熱するときに角皿まで入れておくかどうかは、機種やレシピによって違います。
「オーブンだから天板も必ず一緒に予熱する」と決めず、自分の機種とレシピの指定を優先してください。
予熱後に天板を入れる
予熱完了後は、必要以上に扉を開けたままにせず、クッキーを並べた天板を指定された位置へ入れます。
扉を長時間開けていれば、それだけ庫内の熱も逃げてしまいます。
ただ、急いで天板をぶつけたり生地を落としたりしては本末転倒。
私は予熱している間にクッキングシートと生地の準備まで終え、予熱完了後は天板を入れるだけの状態にしています。

ER-YD70-Kの庫内へ付属角皿をセットした状態です。クッキーを焼く際の棚位置は、使用する機種やレシピの指定を確認します。
焼き色を見ながら加熱する
設定した時間の大部分は扉を閉じたまま焼きます。
何度も開けて確認すると庫内温度が下がりやすいため、私は最初から頻繁には開けません。
確認したいのは終盤です。
クッキーの周囲にほんのり焼き色が付き、表面の生っぽいツヤが減ってきたら完成へ近づいています。
まだ全体がかなり白く柔らかそうなら、状態を見ながら少し追加します。
逆に、端が急に濃くなり始めているなら、レシピの終了時刻まで無理に焼き続ける必要はありません。
焼き上がったら冷ます
焼き上がった直後のクッキーは、まだ柔らかい場合があります。
ここで無理につかむと割れたり曲がったりするので、扱える程度まで少し落ち着かせます。
その後、必要に応じて網などへ移して冷まします。
冷めていく過程で食感も変化するため、オーブンから出した瞬間だけで「柔らかいから焼けていない」と決めない方がいいですよ。

ER-YD70-Kで焼き上げた直後のクッキーです。縁に焼き色が付き、表面もしっかり焼けています。
焼きムラを減らすコツ
家庭用オーブンレンジでは、天板の手前と奥、左右などで焼き色に差が出ることがあります。
完全に同じ色へそろえるのは難しくても、いくつかのポイントを押さえると差を小さくしやすくなります。
生地の条件をそろえる
まず確認したいのはオーブンより生地です。
厚みも直径もバラバラなら、同じ場所で焼いても焼き上がるタイミングが変わります。
焼きムラを調べるつもりなら、できるだけ同じ大きさのクッキーを並べましょう。
そうすると「奥側だけ色が濃い」といった庫内の傾向を判断しやすくなります。
天板の向きを途中で変える
毎回同じ位置だけ先に焼ける場合は、必要に応じて焼成途中で天板の前後を入れ替える方法があります。
ただし、焼き始めてすぐ何度も扉を開けるのは避けたいところです。
生地がある程度焼き固まった終盤で、焼き色の差が明らかな場合に調整する方が扱いやすいでしょう。
また、機種やレシピによって途中で扉を開けない方がよい場合もあるので、その点は取扱説明書を優先してください。
初回は無理に完璧な焼き色を狙うより、「この機種は奥が先に色付く」など自分のオーブンの傾向を覚えるのがおすすめです。
2回目から天板の向きや焼成時間を調節しやすくなります。
天板へ詰め込みすぎない
たくさん作りたいからといって、生地を隙間なく並べるのも避けています。
生地が広がる余地がなくなるうえ、一枚の天板へ載せる量が変われば焼け方も変化する可能性があります。
一度に焼けない分は、次の回まで冷蔵庫へ戻しておく方法もあります。
温かいキッチンへ長時間出したままにするより、生地を冷たい状態で保ちやすくなります。
一度の失敗で温度を大幅変更しない
例えば170℃で焼いて少し濃かったからといって、次回いきなり140℃まで下げるような大変更をすると、今度は何が原因だったのか分かりにくくなります。
まず焼成時間を少し短くする、天板の位置を見直す、生地の厚さをそろえるなど、一つずつ変える方が自分のオーブンに合う条件を見つけやすいですよ。
クッキー作りは、小さな実験を何回か繰り返す感じ。
一度条件が分かれば、その後はぐっと楽になります。
よくある失敗と対策
クッキーは材料が少ない分、生地の温度や厚さといった小さな差が形へ出やすいです。
ここでは私が特に確認しているポイントを、症状別に見ていきます。
クッキーが横へ広がる
焼いている途中で必要以上に平たく広がる場合は、生地が温まりすぎていないか確認します。
成形に時間がかかり、生地がかなり柔らかくなっているなら、一度冷蔵庫へ戻して冷やしてから焼く方法があります。
また、レシピ通りの材料量になっているかも確認したいところです。
バター、砂糖、粉などの割合が変われば、当然焼いたときの状態も変わります。
私は製菓では目分量より、キッチンスケールで量る方が再現しやすいと感じています。
生地を切ると割れる
冷凍したアイスボックスクッキーでは、生地が硬すぎると包丁を入れた瞬間に割れることがあります。
その場合は、切れる程度になるまで少し温度を戻してから試します。
逆に、生地そのものが十分まとまっていなければ、温度を戻してもボロボロになりやすいでしょう。
私は生地を棒状にする段階で亀裂が多いなら、そのまま冷凍せず、先に形を作り直しています。
表面だけ先に濃くなる
予定時間より早く表面や縁が濃くなるなら、設定温度、天板位置、生地の厚さを確認します。
薄いクッキーは厚い物より短時間で焼けやすいので、レシピより薄く成形していないかも見てみましょう。
また、庫内のヒーターとの距離も機種によって違います。
同じ170℃という表示でも、どの位置から熱が当たるかで仕上がり方は変わります。
中心だけ焼けにくい
中心部が柔らかすぎるなら、生地が厚すぎないか確認します。
同じ直径でも厚みが増えれば中心まで熱が届くのに時間がかかります。
焼き色を濃くしたくないのに中心へもう少し火を通したい場合は、レシピやメーカー情報を確認しながら、温度と時間の組み合わせを調整します。
東芝の公式レシピでも、仕上がりは厚み、形、大きさで変わると案内されています。
「時間だけ増やせば解決」と決めつけず、次回は厚みも見直した方が再現しやすいでしょう。
ER-YD70-Kで焼いた感想
私が実際に使っているER-YD70-Kは26Lのオーブンレンジで、オーブン温度は100〜250℃に対応しています。
なお、メーカー仕様では250℃での運転時間や210℃以上の設定に制限があります。
ただ、私がバタークッキーを焼くような170℃前後の使い方では、その高温域の制限を気にする場面はほぼありません。
メーカー仕様については、東芝ライフスタイル「ER-YD70 機能一覧」で確認できます。
家庭用でも十分クッキーを焼けた
私が作っているのは特別なクッキーではなく、丸く切ったシンプルなバタークッキーです。
それでもオーブンでしっかり焼き上がり、表面と縁にはきちんと焼き色が付きます。
「コンベクション式の高級機でないとクッキーは焼けない」ということはなく、少量を家庭で楽しむなら26Lの1段オーブンでも十分作れています。

ER-YD70-Kで焼いた手作りクッキーです。焼き上がった丸いクッキーを重ね、実際の色付きや厚みが分かるようにしています。
クッキーなら天板の広さも重要
ケーキでは庫内の高さが気になりますが、クッキーの場合は天板の面積もかなり重要です。
一枚一枚を離して並べる必要があるため、天板が小さいと一度に焼ける数も少なくなります。
これからオーブンレンジを選ぶ予定で、お菓子作りをよくするなら、本体の「○L」という容量だけでなく角皿の幅と奥行きまで見ておくといいですよ。
お菓子作り向けの機種選びについては、お菓子作りにおすすめのオーブンレンジと選び方でも詳しく紹介しています。
最高温度だけでは決めない
クッキーを主目的にするなら、最高温度300℃や350℃といった数字だけで機種を選ぶ必要はないと感じます。
クッキーでよく使う温度帯は、それよりずっと低いからです。
それより私なら、角皿の大きさ、1段か2段か、庫内で熱がどう回るか、設定温度の調整幅などを確認します。
一度に大量に焼くなら2段調理は便利ですが、一人暮らしで少量ずつ作るなら1段でも十分という人は多いはずです。
オーブンレンジでクッキーを焼くFAQ
最後に、オーブンレンジでクッキーを焼くときに迷いやすいポイントをまとめます。
Q1. クッキーはオーブンレンジの何℃で焼く?
A. レシピの指定温度を優先してください。ベーシックな型抜きクッキーでは170℃前後が使われる例があり、東芝公式の型抜きクッキーレシピも170℃で予熱・焼成する手順です。ただし、生地の厚さや配合、機種で焼け方が変わるため、初回は焼き色を確認しながら調整するのがおすすめです。
Q2. クッキーはレンジ機能でも焼ける?
A. 一般的な焼きクッキーなら、基本はレンジではなくオーブン機能を使います。電子レンジは食品を短時間で温める加熱、オーブンは庫内を高温にして焼く加熱なので役割が違います。レシピで電子レンジ調理を指定している特殊なクッキーを除き、通常のバタークッキーなどはオーブンの指定に従いましょう。
Q3. クッキーを焼くときは予熱が必要?
A. レシピで予熱ありと指定されているなら、先に予熱します。設定温度まで温まってから生地を入れることで、焼き始めから想定した温度で加熱できます。東芝公式の型抜きクッキーレシピでも、庫内に何も入れず170℃へ予熱してから焼く手順が案内されています。
Q4. クッキーの焼きムラはどうすれば減らせる?
A. まずクッキーの大きさと厚さをそろえ、天板へ詰め込みすぎないことから始めます。それでも毎回同じ場所だけ濃くなる場合は、機種やレシピの指示に反しない範囲で、終盤に天板の向きを変える方法があります。最初の一回でオーブンの癖を確認しておくと、次回から調整しやすくなります。
Q5. 焼き上がったクッキーが柔らかいのは失敗?
A. オーブンから出した直後に少し柔らかいだけなら、それだけで失敗とは判断できません。冷める過程で食感が変わることがあります。縁や表面の焼け具合を確認し、レシピの仕上がりと大きく違わなければ、まず少し冷ましてから状態を見てください。中心が明らかに生の状態なら、焼成条件を見直します。
クッキーは予熱と焼き色が大切
オーブンレンジでも、オーブン機能が使える機種ならクッキーを焼けます。
私もER-YD70-Kでバタークッキーを作っていますが、特別な操作をしているわけではありません。
生地を冷やす、厚みをそろえる、オーブンを予熱する、天板へ間隔を空けて並べる、最後は実際の焼き色を見る。
まずはこの流れを押さえておけば十分です。
温度はレシピ指定が最優先ですが、ベーシックなクッキーなら170℃前後を使うレシピがひとつの参考になります。
そして、初回から焼き色を完全に均一にしようとしなくても大丈夫です。
一度焼けば「奥側が少し早い」「この厚さならあと1分短くていい」と、自分のオーブンの癖が見えてきます。
その情報こそ、次に焼くときにいちばん役立つレシピになりますよ。