オーブンレンジのアース線を壁のアース端子へ接続したキッチンの設置例

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オーブンレンジのアース線は必要?付けない場合の対処も解説

こんにちは、ひとりキッチン研究所のショウです。

私は東芝の26LオーブンレンジER-YD70-Kを2024年3月に購入し、現在も一人暮らしのキッチンで使っています。

本体の後ろを見ると、電源コードとは別に緑と黄色の細い線が伸びています。

これがアース線ですが、「コンセントに挿せば普通に動くのに、この線まで本当に必要なの?」と思う人もいるかもしれません。

アース線はオーブンレンジを動かすための線ではなく、万一の故障や漏電が起きたときに感電する危険を減らすための安全設備です。

そのため、付属しているから何となく垂らしておくのではなく、メーカーの案内に従ってきちんと接続して使うのが基本になります。

この記事では、アース線を付けない場合に何が問題なのか、アース端子がない場合はどうするのか、付け方、コンセント、延長コードまで、自宅のER-YD70-Kを例に見ていきます。

記事のポイント

  • オーブンレンジにアース線が必要な理由
  • アース線を付けない場合に残る危険
  • アース端子がない場合の正しい対処
  • コンセントや延長コードの注意点

オーブンレンジにアース線が必要な理由

オーブンレンジのアース線は、普段の加熱性能を上げるために付いているものではありません。

普段は目立った仕事をしませんが、電気が本来流れるべきではない本体側へ漏れたときに備える役割があります。

アース線は感電事故に備える

電気製品では、故障や部品の劣化などによって電気が本体側へ漏れる「漏電」が起こる可能性があります。

その状態で人が金属部分などへ触れると、人の体を通じて電気が流れてしまう可能性があります。

そこでアース線を接地しておき、万一のときに電気が大地へ流れる経路を設けるわけです。

普段何も起きていないときには必要性を実感しにくいものの、異常が起きたときのために付けておく設備と考えると分かりやすいですよ。

東芝もオーブンレンジについて、万一の感電事故防止のためにアース線の取り付けが必要と案内しています。

出典:東芝ライフスタイル「オーブンレンジを購入する前に確認することは」

アース線は「オーブンレンジが正常に動いているか」ではなく、「万一異常が起きたときの安全」に関係する線です。

電源プラグとは役割が違う

オーブンレンジの電源プラグをコンセントへ挿すと、アース線を接続していなくても機種自体は動作する場合があります。

ここが少しややこしいところです。

電源プラグはオーブンレンジへ電気を供給するためのものですが、アース線は漏電時の安全対策なので、役割がまったく異なります。

つまり、「普通に温まったからアース線は必要ない」という判断にはならないわけです。

車で例えるなら、普通に走れることとシートベルトが不要なことが別の話なのに近いかなと思います。

私もオーブンレンジを置くときは、本体が棚や冷蔵庫の上に収まるかへ目が行きがちです。でも電源コードとアース線まで届くかは、買う前に見ておいた方がいいポイントです。

実物のアース線を確認

私が使っている東芝ER-YD70-Kにも、本体の背面側からアース線が出ています。

東芝オーブンレンジER-YD70-Kの緑と黄色のアース線と先端の銅線部分

東芝オーブンレンジER-YD70-Kの背面付近にある緑・黄色のアース線を手に持って確認している様子。先端の銅線部分も確認できます。

写真を見ると、電源コードとは別になった緑・黄色の線と、先端の導体部分が確認できます。

オーブンレンジを買い替えた際は、箱から出して電源プラグだけ挿して終わりにせず、このアース線も確認してください。

一人暮らし向けオーブンレンジの選び方と比較でも設置スペースを紹介していますが、置き場所を決めるときはコンセントとアース端子の位置まで一緒に見ると失敗しにくいです。

アース線を付けない場合の危険

オーブンレンジのアース線を付けない状態で使うと、すぐ壊れるという話ではありません。

問題は、漏電などの異常が発生したときに、メーカーが用意している感電対策を一つ使わない状態になることです。

動いていても安全とは限らない

アースなしの状態でも温めやオーブン機能が使えると、「このままで大丈夫そう」と感じやすいですよね。

しかし、正常に動作していることと、漏電時への備えができていることは別です。

アース線の役割が表に出るのは、むしろ通常ではない状況が起きたときです。

そのため、何年間も問題なく使えた経験だけを根拠に「アースなしでも大丈夫」と考えるのは避けた方がいいでしょう。

「今まで感電しなかった」「以前の電子レンジでも付けていなかった」という経験は、これから先の漏電時の安全を保証するものではありません。

水や蒸気のある場所では注意

キッチンは水を扱う場所です。

シンクそのものから離していても、濡れた手で作業したり、料理から蒸気が出たり、水をこぼしたりすることがあります。

私も毎日自炊していると、「こんなところまで水が飛んでいたのか」と後から気付くことがあります。

電気製品なので、オーブンレンジ本体だけではなく、電源プラグやコンセント周辺も濡らさないようにしたいところです。

東芝オーブンレンジER-YD70-Kに記載された安全上の注意・警告ラベル

東芝のオーブンレンジ「ER-YD70-K」に貼られている安全上の注意・警告ラベルをアップで撮影した様子。火災・感電・やけど・発煙などに関する注意事項が記載されている。

本体に貼られた警告表示は普段あまり読まない部分ですが、安全に関する情報がまとまっています。

新しい家電を設置するときは、取扱説明書と一緒に本体の注意表示にも一度目を通しておくといいですよ。

冷蔵庫上でも確認する

私の場合、ER-YD70-KはハイセンスHR-D15Fという冷蔵庫の上に置いています。

シンク脇に直接置いているわけではありませんが、それでもアース線や電源コードを適当に本体裏へ押し込むことはしません。

配線が本体に踏まれていないか、無理に折れ曲がっていないか、コンセントまで無理なく届くかを確認しておく方が安心です。

アースなしを常用しない

引っ越し先のコンセントにアース端子がないと、「とりあえず電源だけ挿して使おう」となりやすいかもしれません。

ただ、アース端子がないことは、アース線が不要という意味ではありません。

メーカーがアース接続を指定しているオーブンレンジなら、接続できる環境を用意する方向で考えます。

アース端子がない場合の具体的な対処は、このあと紹介します。

アース端子がない場合の対処

アース線を接続したくても、壁のコンセントにアース端子そのものが見当たらないケースがあります。

この場合に大切なのは、自己流で別の金属部分へつながないことです。

販売店や電気工事店へ相談する

東芝は、アース端子がない場合にはアース端子を取り付けるための工事が必要と案内しています。

相談先として示されているのは、購入した販売店または電気工事店です。

「壁の近くに金属管があるから、ここへ付ければアースになるだろう」と自分で代用品を探す方法ではありません。

アース端子を設ける工事では、建物側の電気設備を扱います。

賃貸住宅なら勝手に設備を変更せず、管理会社や大家への確認も含めて進めるのが現実的です。

アース端子がない場合は「アース線を使わない」のではなく、「アースを接続できる環境をどう用意するか」を考えます。

ガス管や水道管へつながない

アース端子が近くにないからといって、ガス管、水道管、避雷針、電話線のアースなどへ接続してはいけません。

東芝もこれらへの接続を明確に禁止しています。

特に水道管は金属に見える部分があっても、途中に樹脂製の配管が使われていれば、想定した接地になりません。

ガス管なら、そもそも安全対策として選択肢に入れる場所ではありません。

アース端子がないときに「代わりにつなげそうな金属」を探すのはやめてください。

販売店や電気工事店へ、アース端子の設置方法を確認するのが安全です。

アース線は「金属につながっていれば何でも同じ」ではありません。ここは自己流で工夫するところではないです。

アース線が届かない場合

アース端子はあるものの、オーブンレンジの設置場所から線が届かないケースもあります。

東芝のFAQでは、届かない場合は市販のアース線へ付け替える方法が案内されています。

一方で、元のアース線の先へ別の線を途中で継ぎ足して使う方法は案内されていません。

線が短いからと適当な電線をねじって延ばすのではなく、メーカーが指定する条件に合うアース線へ交換します。

東芝では線の種類や太さについても条件を案内しているため、購入するときは機種の取扱説明書と公式FAQの両方を確認すると確実です。


オーブンレンジのアース線の付け方

アース端子が用意されているなら、メーカーの取扱説明書に従ってアース線を固定します。

端子の形は住宅によって違うため、ここでは東芝が案内している基本的な流れを紹介します。

最初に電源プラグを抜く

作業するときは、まずオーブンレンジの電源プラグをコンセントから抜きます。

東芝は、アース線が本体側のアースねじへしっかり接続されていることを確認したうえで、電源プラグを抜いた状態で壁側のアース端子へ取り付けるよう案内しています。

本体を設置し終わってから狭い隙間へ手を突っ込むより、コンセントとアース端子を確認できる状態で作業した方がやりやすいです。

特に大型のオーブンレンジは、一度棚へ置くと動かすのが面倒なんですよ。

端子へ芯線を確実に固定する

東芝の案内では、アース線先端の被覆を外し、芯線を傷付けないようにしてアース端子へ取り付けます。

つまみ式ならつまみを緩めてねじ部分へ芯線を巻き付け、再び締めます。

ふた付きのねじ式端子なら、ふたを開け、ねじを緩めて芯線を巻き付けたあと、ねじを締めてふたを閉じる流れです。

ただし、実際のコンセントや端子の形が違う場合は、その設備とオーブンレンジの説明書を優先してください。

取り付けたあとに線を軽く確認し、簡単に外れてしまう状態になっていないかを見ることも大切です。

無理に加工しない

芯線を必要以上にむき出しにしたり、端子に入らないからと線を削ったりするのは避けます。

線が届かない、端子の形が分からない、本体側から線が外れているといった場合は、まずその機種の取扱説明書を確認してください。

家電の配線は「何となく通電したからOK」で済ませない方がいい部分です。

一つの端子を共用できる場合もある

キッチンでは、冷蔵庫とオーブンレンジの両方にアース線があることも珍しくありません。

東芝のFAQでは、1カ所のアース端子へ冷蔵庫と電子レンジなど複数のアース線を取り付けること自体は可能と案内されています。

ただし、端子へ確実に固定できることが前提になるので、線を何本も無理やり押し込むような使い方はしないでください。

端子の構造や住宅側の設備が分からない場合は、設置環境を確認してから接続する方が確実です。

コンセントと延長コードの注意

オーブンレンジではアース線だけを見ればいいわけではありません。

消費電力が大きい家電なので、電源を取るコンセントや延長コードの使い方も重要です。

15A以上の単独コンセントを使う

東芝はオーブンレンジについて、交流100V・定格15A以上のコンセントを単独で使うよう案内しています。

私が使っているER-YD70も、公式仕様ではレンジ機能の消費電力が1430Wです。

オーブン・グリル機能の消費電力は1220Wとなっており、一人暮らしの家電の中でも電力をかなり使う部類です。

東芝オーブンレンジER-YD70(K)のサイズや型番、製造年(2023年製)が記載された仕様ラベル

本体側面に貼られている製品仕様のラベル画像です。型番(ER-YD70(K))、外形寸法、消費電力、2023年製であることなどが詳細に記載されています。

自宅のオーブンレンジでも、本体の仕様ラベルや取扱説明書を見ると定格消費電力を確認できます。

「コンセントの穴が空いているから使える」ではなく、その機器にメーカーが指定している電源条件を確認してください。

確認する場所 見る内容
取扱説明書 必要な電圧・コンセント容量・アース条件
本体仕様ラベル 消費電力や型番
壁コンセント アース端子の有無と差し込み状態
電源コード 傷・つぶれ・無理な折れ曲がりがないか

延長コードは使わない

置きたい場所とコンセントが離れていると、真っ先に延長コードを思い浮かべるかもしれません。

しかし、東芝はオーブンレンジについて、延長コードを使わず電源プラグをコンセントへ直接差し込むよう案内しています。

理由として、延長コードを使用すると必要な電圧を確保できない場合があることも示されています。

つまり、オーブンレンジ延長コードを探すより、まずメーカー指定どおり直接接続できる置き場所を考えるのが順番です。

「1500W対応と書いてある延長コードなら何でもいいだろう」と自己判断するのではなく、オーブンレンジ側の説明書を優先してください。

家電の場所を決めてから「コンセントまであと50cm足りない」がいちばん面倒です。オーブンレンジは本体寸法だけでなく、電源コードが壁まで届くかも購入前に測っておくと楽ですよ。

たこ足配線も避ける

オーブンレンジと電気ケトル、炊飯器、トースターなどを一つのテーブルタップへまとめる使い方にも注意が必要です。

製品評価技術基盤機構のNITEは、接続可能な最大消費電力を超えた延長コードなどでは発熱や発火につながる可能性があると注意喚起しています。

特に消費電力の大きい機器には、延長コードをできるだけ使用しないよう案内されています。

差し込み口が余っていることと、そこへさらに高出力家電を接続できることは同じではありません。

出典:製品評価技術基盤機構(NITE)「テーブルタップ・延長コード『束ねたコードの発火』」

オーブンレンジ、電気ケトル、トースターなど消費電力の大きい家電を、一つの延長コードやテーブルタップへ何台もまとめないでください。

プラグ周辺も確認する

アース線を正しく接続していても、電源プラグやコードの状態が悪ければ別の危険が生まれます。

プラグ周辺へほこりがたまっていないか、コードが家具や家電の下敷きになっていないか、ときどき見ておきたいところです。

特にオーブンレンジを冷蔵庫やラックの上へ置くと、背面のコンセントは普段ほとんど見えなくなります。

設置した日から何年間も一度も見ない場所にならないよう、掃除のタイミングで配線も確認するといいですよ。

ER-YD70-Kの設置例

ここからは、私が実際にER-YD70-Kをどのように置いているかを紹介します。

アース線だけではなく、設置場所、放熱スペース、コンセントまでまとめて考えるとイメージしやすくなります。

冷蔵庫の上へ設置している

私は2024年3月に約34,000円で購入したER-YD70-Kを、ハイセンスHR-D15Fの上へ置いて使っています。

HR-D15Fは2022年7月に約35,000円で購入した冷蔵庫で、サイズは幅481mm、奥行586mm、高さ1277mmです。

ハイセンスの小型冷蔵庫の上に設置された東芝オーブンレンジER-YD70(K)

小型冷蔵庫の上に、黒いオーブンレンジを設置している様子です。一人暮らしのキッチン等でのサイズ感や設置イメージが湧きやすい構図です。

一人暮らしでは床面積が限られるため、冷蔵庫上はオーブンレンジの候補になりやすい場所です。

ただし、「冷蔵庫の上が空いているから置ける」とだけ考えるのはおすすめしません。

冷蔵庫側が上に家電を置ける仕様か、耐熱温度や耐荷重はどうなっているか、オーブンレンジ側の放熱スペースを確保できるかをそれぞれ確認します。

オーブンレンジ台やラックの耐熱・収納ポイントでも紹介していますが、設置場所は本体サイズだけで決めないことが大切です。

冷蔵庫の天板表示も見る

私が使っているHR-D15Fの天板には「テーブル耐熱温度100℃」という表示があります。

ハイセンス冷蔵庫HR-D15Fの天板にあるテーブル耐熱温度100℃の表示

ハイセンスの冷蔵庫「HR-D15F」の天板部分を撮影した様子。「テーブル耐熱温度100℃」の表示が確認できる。

ただし、この100℃という表示だけを見て、上に置く家電なら何でも大丈夫と判断するわけではありません。

冷蔵庫側の条件と、オーブンレンジ側が指定している設置間隔の両方を見る必要があります。

ER-YD70では、公式仕様として左側、右側、上方に必要な空間がそれぞれ示されています。

熱に影響を受けやすい壁、家具、家電、コンセントなどがある場合には、さらに間隔を確保するよう案内されています。

置ける高さと使える高さは別

設置寸法が足りていても、料理を安全に出し入れできなければ使いやすい置き場所とは言えません。

身長約170cmの管理人が、ハイセンスの冷蔵庫HR-D15F(約130㎝)の上に設置した東芝オーブンレンジER-YD70-Kの扉を開け、庫内に手を伸ばしている様子。設置高さや実際に使うときの高さ感が分かります。

身長約170cmの管理人が、ハイセンスの冷蔵庫HR-D15Fの上に設置した東芝オーブンレンジER-YD70-Kの扉を開け、庫内に手を伸ばしている様子。設置高さや実際に使うときの高さ感が分かります。

私は身長約170cmなので、この高さなら庫内を確認しながら料理を出し入れできます。

それでも熱い角皿やグラタン皿を扱うときは、扉を越えて腕を伸ばす形になるため注意しています。

オーブンレンジは「置けた」で終わらず、扉を開ける、料理を出す、背面のコンセントやアース線を確認するといった動作まで試しておくといいですよ。

家電を一か所へ詰め込まない

私のキッチンにはオーブンレンジ以外に、炊飯器、電気ケトル、オーブントースターなどもあります。

オーブントースターは3段ラックの2段目に置いており、ER-YD70-Kとは場所を分けています。

狭いキッチンだと家電を一つのラックへ集めたくなりますが、熱、蒸気、扉の開閉、コンセントの位置まで考えると、全部を一か所へ置くのが使いやすいとは限りません。

狭いキッチンでの調理家電の収納方法も合わせて見ると、電源を含めた置き場所を考えやすくなります。

家電をラックへきれいに並べると見た目は気持ちいいんですが、コンセントまで全部一つへ集めると別問題が出てきます。収納と電源はセットで考えた方がいいです。

アース線で迷ったときの確認順

オーブンレンジのアース線で迷ったら、難しく考えるより順番に確認すると分かりやすいです。

特に引っ越しや買い替えのときは、家電だけではなく住宅側のコンセントも変わるので注意してください。

取扱説明書から確認する

最初に見るのは、そのオーブンレンジの取扱説明書です。

同じ「オーブンレンジ」という家電でも、設置寸法や消費電力、本体側のアース線の状態などは機種によって異なります。

ネット上の別機種の取り付け写真だけを見て、そのまま自分の製品へ当てはめない方がいいでしょう。

型番が分からない場合は、本体側面や背面の仕様ラベルを探すと確認しやすいです。

壁側のアース端子を見る

次に、オーブンレンジを置く場所の近くにアース端子があるかを確認します。

電源プラグは届いても、アース線だけ届かないことがあります。

反対にアース端子があっても、電源コードを延長しなければ届かない場所なら、オーブンレンジ自体の配置を見直した方がいいケースもあります。

電子レンジとオーブンレンジの違いでも触れていますが、オーブンレンジは単機能電子レンジより本体が大きくなりやすいため、購入前の採寸がかなり大事です。

端子なしなら設備側を見直す

アース端子がなければ、ガス管や水道管などで代用するのではなく、販売店や電気工事店へアース端子を設けられるか確認します。

賃貸なら、工事へ進む前に管理会社や大家へ確認してください。

コンセントの容量についても同じで、オーブンレンジを置きたい場所に適した電源環境がないなら、延長コードやたこ足配線で無理に帳尻を合わせないことが大切です。

確認する順番は「機種の説明書 → アース端子 → コンセント容量 → 電源コードが届くか → 設置スペース」です。

この5つを購入前に見ると、設置後に配線で困る可能性をかなり減らせます。

オーブンレンジのアース線FAQ

最後に、オーブンレンジのアース線やコンセントについて迷いやすい点をまとめます。

Q1. アース線なしでも使えますか?

A. 電源プラグだけで動作する場合があっても、アース線を付けないまま使うことはおすすめしません。

アース線は故障や漏電時の感電防止に関わるため、メーカーが接続を指定している機種では説明書どおりに取り付けてください。

Q2. アース端子がない場合はどうしますか?

A. 販売店や電気工事店へ、アース端子を取り付けるための工事について確認します。

ガス管、水道管、避雷針、電話線のアースなどへ自己流で接続する方法は避けてください。

Q3. アース線が短いときは延長できますか?

A. 東芝では、届かない場合は条件に合う市販のアース線へ付け替える方法を案内しており、途中で継ぎ足して使わないよう示しています。

他メーカーでは条件が異なる可能性があるため、自分のオーブンレンジの取扱説明書を優先してください。

Q4. 延長コードで使ってもいいですか?

A. オーブンレンジ側の説明書を確認してください。

東芝はオーブンレンジについて延長コードを使わず、交流100V・定格15A以上のコンセントへ単独で直接接続するよう案内しています。

コンセントまでコードが届かない場合は、延長コードを足す前に設置場所を見直す方が安全です。

Q5. 冷蔵庫と同じアース端子を使えますか?

A. 東芝では、1カ所のアース端子へ冷蔵庫と電子レンジなど複数のアース線を取り付けることができると案内しています。

ただし、端子へそれぞれの線を確実に固定できることを確認し、無理な接続は避けてください。

オーブンレンジのアース線まとめ

オーブンレンジのアース線は、普段の加熱に使う線ではなく、万一の故障や漏電時に感電する危険を減らすためのものです。

そのため、アース線を付けなくても本体が動くことを理由に、そのまま使い続けるのはおすすめしません。

メーカーがアース接続を指定している機種なら、取扱説明書どおりに接続して使うのが基本です。

アース端子がない場合は、ガス管や水道管などを代用品にせず、販売店や電気工事店へアース端子を設ける方法を確認してください。

線が届かない場合も、途中で適当に継ぎ足すのではなく、そのメーカーが指定する条件に合うアース線を使います。

そして、オーブンレンジではアース線だけでなく、コンセントにも注意が必要です。

東芝では交流100V・定格15A以上のコンセントを単独で使用し、延長コードを使わず直接接続するよう案内しています。

私はER-YD70-Kを冷蔵庫上へ置いていますが、本体が置ける寸法だけでなく、放熱スペース、アース端子、コンセント、コードの届く範囲まで含めて設置場所を考えています。

オーブンレンジを買うときは、容量や最高温度、自動メニューへ目が行きやすいものです。

でも、毎日安心して使うためには、背面に隠れてしまうアース線やコンセントも同じくらい大事なんですよ。

購入前なら、置きたい場所の壁を一度見てみてください。

コンセントの横にアース端子があるか、コードは届くか、単独で電源を取れるか。

このひと手間だけでも、買ったあとに「ここへ置けないじゃん」となる失敗をかなり防ぎやすくなります。

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ショウ

一人暮らし・自炊歴約4年の管理人ショウです。30代から料理にハマり、普段のご飯からパン・ケーキ作りまで楽しんでいます。実際に使った経験をもとに、一人暮らしに役立つ調理器具やキッチンづくりの情報を発信しています。

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