オーブンレンジを冷蔵庫の上に設置し、トースターを別ラックに分けて置いた安全なキッチン収納のイメージ

キッチンづくり・収納

オーブンレンジの上にトースターは置ける?安全な収納方法を解説

こんにちは、ひとりキッチン研究所のショウです。

オーブンレンジの上って、かなり広いのに何も置いていないと「ここにトースターを置けたら、キッチンが一気に片付くのに」と思いますよね。

私も一人暮らしなので、その空間がもったいなく見える気持ちはよく分かります。

ただ、オーブンレンジの上は単なる空きスペースではなく、機種によっては放熱のために一定の隙間を確保する必要がある場所です。

私が2024年3月から使っている東芝の26LオーブンレンジER-YD70-Kも、メーカー指定では上方へ10cm以上の空間が必要なので、本体の天面へトースターを直接載せる使い方はしていません。

現在はER-YD70-KをハイセンスHR-D15Fの冷蔵庫上へ置き、オーブントースターPOT-413は別の3段ラックへ分けています。

この記事では、オーブンレンジの上にトースターや物を置いていいのか、耐熱ボードや耐熱シートを挟めば解決するのか、上部の隙間が足りない場合はどうすればいいのかまで、私の実際のキッチンも見せながら紹介します。

記事のポイント

  • オーブンレンジ上にトースターを直置きしない理由
  • 上部に必要な放熱スペースの確認方法
  • 耐熱ボードや耐熱シートで解決できる範囲
  • 独立型ラックで上部収納を作る考え方

オーブンレンジ上へ直置きは避ける

オーブンレンジの上にトースターを置けるか判断するとき、最初に見るべきなのは「天面が熱くなるか」だけではありません。

その機種が周囲にどれだけの設置スペースを求めているかを確認することが先です。

必要な放熱スペースを塞ぐ

オーブンレンジは電子レンジ機能だけでなく、ヒーターを使うオーブンやグリル機能も備えています。

そのため、機種ごとに壁や家具との間へ確保する設置寸法がメーカーから指定されています。

例えば私が使っている東芝ER-YD70は、本体サイズが幅480mm、奥行390mm、高さ350mmで、メーカーは左1.5cm以上、右4.5cm以上、上方10cm以上の空間を空けるよう案内しています。

つまり高さ35cmの本体の真上には、少なくともメーカー指定分の空間を残す必要があります。

天面へトースターをそのまま載せてしまえば、当然ながら上方10cmの空間はなくなります。

「天面にちょうど収まるから置ける」という寸法上の話と、「メーカー指定どおり設置できる」という話は別なんですよ。

設置に必要な隙間は機種ごとに違います。

ここで紹介している10cmはER-YD70の場合なので、あなたが使っているオーブンレンジでは必ず取扱説明書やメーカーの商品ページを確認してください。

出典:東芝ライフスタイル「ER-YD70 寸法・仕様」

東芝オーブンレンジER-YD70-Kに記載された安全上の注意・警告ラベル

東芝のオーブンレンジ「ER-YD70-K」に貼られている安全上の注意・警告ラベルをアップで撮影した様子。火災・感電・やけど・発煙などに関する注意事項が記載されている。

上面を収納棚にしない

オーブンレンジ上に物を置くときに気になるのは、トースターのような家電だけではありません。

ラップ、保存容器、トレー、調味料、キッチンペーパーなど、軽い物なら問題なさそうに感じることもあります。

ですが、重量が軽いからといって、メーカーが求める上方の空間まで埋めてよいことにはなりません。

特にオーブン調理では、本体が電子レンジで短時間温めたときとは違う状態になります。

東芝オーブンレンジER-YD70-Kでトースト調理後に冷却中と高温が表示された操作パネル

ER-YD70-Kでトーストを焼いた後、操作パネルに「冷却中」「高温」と表示されている様子。

私のER-YD70-Kでも加熱後に「冷却中」「高温」と表示されることがあり、実際に使っていると、周囲へ空間を残しておく意味をかなり実感します。

普段の冷凍ご飯の温めだけを見て「そんなに熱くならないから大丈夫」と判断せず、最も熱を使う機能まで含めた設置条件で考える方がいいでしょう。

トースターは熱源が増える

オーブンレンジの上へトースターを直接置く場合は、単に物を一つ載せるのとも違います。

トースター自体もヒーターを使って加熱する家電なので、上下に熱を発する家電を密着させるような配置になります。

しかも、オーブンレンジとトースターにはそれぞれ設置条件があります。

下側のオーブンレンジだけを見て決めるのではなく、上へ置くトースター側が必要とする周囲の空間も同時に満たさなければいけません。

オーブンレンジの天面って、見事なくらい「何か置いてください」と言わんばかりの平らな場所なんですよね。でも私は、ここを収納スペースではなく家電のための空間だと考えるようにしています。

私のキッチンでの置き方

私はオーブンレンジとオーブントースターを両方持っていますが、上下に直接重ねず、それぞれ別の場所へ置いています。

一人暮らしでは家電の置き場所を増やしにくいものの、無理に積み重ねない方が日常的にも使いやすいと感じています。

ER-YD70は冷蔵庫の上

私が使っている東芝ER-YD70-Kは、2024年3月に約3万4,000円で購入しました。

設置場所はハイセンスの冷凍冷蔵庫HR-D15Fの上で、購入してからずっとこの配置です。

ハイセンスの小型冷蔵庫の上に設置された東芝オーブンレンジER-YD70(K)

小型冷蔵庫の上に、黒いオーブンレンジを設置している様子です。一人暮らしのキッチン等でのサイズ感や設置イメージが湧きやすい構図です。

HR-D15Fは幅481mm、奥行586mm、高さ1277mmで、冷蔵室113Lと冷凍室49Lを備えた冷蔵庫です。

オーブンレンジの幅が480mmなので、写真を見るとかなり収まりよく載っています。

ただし、冷蔵庫なら何でも電子レンジやオーブンレンジを載せていいわけではありません。

HR-D15Fはメーカーが約100℃の耐熱トップテーブルを採用し、電子レンジなどを上面へ置けると案内しているため、私はその仕様を確認した上で使っています。

ハイセンス冷蔵庫HR-D15Fの天板にあるテーブル耐熱温度100℃の表示

ハイセンスの冷蔵庫「HR-D15F」の天板部分を撮影した様子。「テーブル耐熱温度100℃」の表示が確認できる。

出典:ハイセンス「HR-D15F/HR-D15FB」

冷蔵庫上へ置く場合も、冷蔵庫側の耐熱性だけでなく、載せるオーブンレンジの重量、脚の位置、周囲に必要な隙間まで合わせて確認する必要があります。

冷蔵庫の天板が耐熱だから、何をどう載せても大丈夫という意味ではないんですね。

トースターは別ラック

私が使っているオーブントースターはアイリスオーヤマのPOT-413で、こちらは3段ラックの2段目へ置いています。

アイリスオーヤマPOT-413をキッチンラックに設置した正面の様子

ラックに設置したPOT-413本体を正面から撮影。ミラー調の前面デザインや本体サイズ感が分かる

オーブンレンジとは別に場所を使うので、省スペースだけを考えれば不利です。

それでも、オーブンレンジ上の必要な空間を残せますし、トースターを使うときも独立して扱えます。

私の場合は食パンを焼く程度ならトースターの出番が多く、パンやケーキ、グラタンなどはオーブンレンジへ任せています。

2台を持つ必要があるか迷っているなら、オーブントースターとオーブンレンジの違いと代用できる範囲も参考になると思います。

家電を重ねない理由

別々に置いているもう一つの理由は、故障したり買い替えたりしたときにも配置を変えやすいからです。

「このトースターとこのレンジを重ねる前提」で収納を組んでしまうと、どちらか一台のサイズが変わっただけで全体を見直すことになります。

独立したラックなら、家電が変わっても棚の高さや置き場所を調整しやすくなります。

一人暮らしだと1台分の床面積も惜しいのですが、無理に家電を積むと今度は放熱、コード、取り出し高さまで全部きつくなります。空間を使い切ることより、毎日気楽に使える方を私は優先しています。

上部の隙間が足りない対策

オーブンレンジ上部の隙間が足りない場合は、耐熱素材を一枚追加するより、まず設置そのものを見直すのが基本です。

確認する順番を間違えなければ、「ラックを買ったのに高さが足りなかった」という失敗も減らせます。

まず取扱説明書を確認

最初に確認するのは、オーブンレンジ本体の外形寸法ではなく設置寸法です。

商品ページに幅48cmと書かれていても、幅48cmの場所があれば置けるとは限りません。

左右や上部に空間が必要なら、その分まで含めて置き場所を考えます。

確認する場所 見る内容 理由
本体上部 必要な上方スペース ラック棚板との距離を決めるため
本体左右 壁やラック脚との隙間 横方向の設置条件を守るため
本体背面 壁から離す必要があるか 排気や設置奥行を確認するため
ラック 棚下内寸と耐荷重 本体と収納物が収まるか確認するため
設置台 耐熱性と耐荷重 家電を載せられる場所か判断するため

オーブンレンジの選び方から確認したい場合は、一人暮らし向けオーブンレンジの容量・機能・設置の選び方でまとめています。

ラックは本体から独立させる

オーブンレンジ上の空間を収納に使いたいなら、私は本体の天面へ荷重をかけない独立型のレンジラックから探します。

左右に脚があり、オーブンレンジをまたぐように棚板を設置できるタイプですね。

この形なら、棚へ載せたトースターや調味料などの重さをオーブンレンジ本体へ直接かけずに済みます。

ただし「レンジ上ラック」という商品名だけを見て選ぶのは少し危険です。

本体の高さと、ラックの棚下内寸を照らし合わせ、メーカー指定の空間が本当に残るかを確認してください。

例えば現在販売されている山善の伸縮レンジ上ラック DRR-73は、棚下の高さを34cm、39.5cm、45cmから選べる仕様です。

ER-YD70-Kは高さ35cmで上方10cm以上が必要なので、この組み合わせを数字だけで考えるなら、棚下45cmでようやく上方10cmを確保できる計算になります。

ただし実際には左右の隙間、ラック脚の位置、設置面の広さ、トースター側の設置条件などもあるため、高さが合うだけで使用可能と判断しないことが大切です。

一方、山崎実業towerの伸縮レンジラックは収納内寸の高さが44cmなので、高さ35cmのER-YD70-Kを入れると上部は約9cmになります。

ER-YD70で指定されている上方10cm以上を満たさないため、少なくともこの機種との組み合わせでは、商品名が「レンジラック」だからとそのまま選ぶことはできません。

ラックの商品ページに「電子レンジ対応」「大型レンジ対応」と書かれていても、あなたのオーブンレンジが必要とする設置寸法まで自動的に満たすわけではありません。

家電側とラック側、両方の寸法を照らし合わせてください。

高さは本体寸法と別に見る

レンジラックを選ぶときは「ラック全体の高さ」ではなく「棚下の内寸」を見るのがポイントです。

全高50cmのラックでも、棚板やフレームの厚みがあるため、下へ50cm丸ごと空いているわけではありません。

棚下内寸からオーブンレンジ本体の高さを引いた残りが、実際の上部スペースと考えると分かりやすいですよ。

レンジラック選びは、外寸だけ見ていると地味に罠があります。私なら商品ページを開いたら「棚下内寸」を最初に探します。ここが書いていない商品は、寸法図まで確認したいところです。

オーブンレンジ台やラックそのものの選び方は、直接の親記事となるオーブンレンジ台・ラックを耐熱性と収納から選ぶ方法で詳しく解説しています。

耐熱ボードだけでは解決しない

「オーブンレンジ上に耐熱ボードを置けば、その上へトースターを載せられるのでは」と考える人もいると思います。

ですが、耐熱ボードが熱に耐えられることと、オーブンレンジが必要とする上方スペースを確保できることは別問題です。

天面へボードを直接載せ、その上へトースターを置けば、ボードそのものが上部空間を塞ぎます。

したがって、メーカーが上方へ空間を求めている機種では、耐熱性の高い板を一枚挟むだけで設置条件を満たしたことにはなりません。

耐熱ボードを使うなら、独立ラックの棚板や壁面保護など、その製品が想定する用途を確認した上で使うのがいいでしょう。

耐熱シートも同じ考え方

オーブンレンジ上の耐熱シートについても考え方は同じです。

薄いシートなのでボードより場所を取らないように見えますが、必要な放熱スペースそのものを生み出す道具ではありません。

耐熱シートには熱や汚れから接触面を保護する用途の商品がありますが、オーブンレンジの設置寸法を無視できるようになるわけではないんですね。

「耐熱」と書かれていると安心感がありますが、耐熱温度、使用できる場所、熱源との距離は商品によって違います。

耐熱という言葉だけで、オーブンレンジ上への直置きに使えると判断しない方がいいでしょう。

ラック選びで確認する条件

独立型のラックを使えばオーブンレンジ上の空間を活用しやすくなりますが、収納量だけで選ぶと別の問題が出てきます。

棚下の高さ、横幅、耐荷重、使う人の身長まで含めて考えると、購入後の使いにくさを減らせます。

棚下の高さと横幅を見る

まず見るのは、先ほど触れた棚下の高さと、ラック脚の内側にある実際の横幅です。

オーブンレンジ本体が幅48cmだから内幅48cmでいい、とは限りません。

左右に空間が必要な機種なら、その空間まで含めた幅が必要です。

また、ラックの支柱が本体側面や吸気・排気に関わる場所へ極端に近づかないかも確認したいところ。

設置寸法がぎりぎりだと、数値上は入ってもコードやコンセントの位置で困る場合があります。

私はラックを買う前に、本体寸法だけでなく「家電を置いた状態で必要になる四角」をメジャーで確認する方法が分かりやすいと思っています。

耐荷重と安定性も確認

上段へトースターを載せるなら、ラック棚板の耐荷重も確認します。

トースター本体だけでなく、上へ一緒に置く予定の物があれば、その重さも加わります。

棚板の耐荷重以内だから何でも積んでいいわけではありませんが、少なくともメーカーが示す範囲を超えないことは基本です。

さらに、横幅を伸縮できるラックでは、設置後にぐらつかないか、脚が設置台へきちんと載るかも見てください。

特に冷蔵庫上のように床より高い位置へラックを追加する場合、収納量だけを欲張ると使いづらくなります。

コードと排気も塞がない

ラックを置くと、家電本体ばかり見てしまいますが、コードやコンセントの位置もかなり重要です。

オーブンレンジの背後へ電源コードを無理に押し込んだり、ラックへ引っ掛けたりする配置は避けたいところ。

また、メーカーが排気口付近について注意を示している場合は、棚板や収納物がその周囲へ入り込まないようにします。

上段へトースターを置くなら、今度はトースターの電源コードにも無理がないか確認が必要です。

「置けた」で終わらず、扉を開ける、料理を取り出す、掃除する、コンセントを抜くところまで想像すると失敗が減りますよ。

冷蔵庫上は高さにも注意

私のようにオーブンレンジを冷蔵庫上へ置いている場合は、さらにラックを足すことで家電の位置がかなり高くなる可能性があります。

身長約170cmの管理人が、ハイセンスの冷蔵庫HR-D15F(約130㎝)の上に設置した東芝オーブンレンジER-YD70-Kの扉を開け、庫内に手を伸ばしている様子。設置高さや実際に使うときの高さ感が分かります。

身長約170cmの管理人が、ハイセンスの冷蔵庫HR-D15Fの上に設置した東芝オーブンレンジER-YD70-Kの扉を開け、庫内に手を伸ばしている様子。設置高さや実際に使うときの高さ感が分かります。

私は身長約170cmですが、現在のHR-D15Fの上にあるER-YD70-Kは、料理を出し入れするには今のところ使いやすい高さです。

ただ、この上へラックを設置してさらにトースターを置けば、トースターはかなり高い位置になります。

熱いパンやトレーを肩より高い位置から取り出すような配置になれば、収納できても使いやすいとは言いにくいですよね。

だから私は、トースターについては冷蔵庫上へさらに積まず、別の3段ラックへ置いています。

収納って空間を全部埋めるゲームみたいになりがちですが、上まで使えば正解とは限りません。毎朝使うトースターなら、片手を伸ばさないと届かない場所より普通に手が届く高さの方が圧倒的に楽です。

物を置きたいときの考え方

オーブンレンジの上に物を置きたい場合は、「何なら置けるか」から考えるより、必要な空間を確保したあとに残った場所をどう使うか、という順番がおすすめです。

この順番なら収納を増やすために家電の設置条件を削ることがありません。

本体へ直接載せない

私ならラップ一本、トレー一枚程度でも、上部へ空間を空ける指定があるオーブンレンジの天面を常設の収納場所にはしません。

一時的に料理を置く場所としても、使用直後の本体では熱の影響を考える必要があります。

「軽いから」「少しだけだから」ではなく、天面そのものを収納棚として使わないと決めてしまう方が迷わずに済みます。

収納したい物があるなら、オーブンレンジをまたぐ独立ラックや、その横にある棚など、本体とは別の収納場所を作ります。

使用頻度で置き場所を分ける

一人暮らしのキッチンでは、すべての家電を一等地へ置くのは難しいです。

そこで私は、毎日または頻繁に使う物を取りやすい場所へ置き、あまり使わない物は離れた収納へ移しています。

トースターのように頻繁に使う家電ならラックへ出しておく価値がありますが、年に数回しか使わない調理家電までオーブンレンジ上へ集める必要はありません。

私のキッチンで使っているラックや、家電ごとの置き場所は狭いキッチンで調理家電を収納する実例でも紹介しています。

家電が増えてきたら「上に積む」だけでなく、使わない物を別の場所へ移すこともかなり効きます。

買う前に実寸を測る

レンジラックをネットで探していると、「伸縮」「大型レンジ対応」「トースター収納可能」といった便利そうな言葉が並びます。

ですが、最後に見るべきなのはあなたのキッチンと家電の実寸です。

オーブンレンジの幅、高さ、奥行に加え、左右と上部に必要な空間を紙へ書き出し、その数字とラックの内寸を比べます。

さらにラックの外寸が、冷蔵庫やキッチン台の上へ収まるかも確認してください。

この作業は地味ですが、購入後に「レンジは入ったけど10cm空かなかった」と気付くよりずっと楽です。

レンジラックを選ぶ順番は、本体寸法→メーカー指定の設置寸法→ラックの内寸→ラックの外寸→耐荷重、と見ると分かりやすいです。

レンジ上収納のよくある質問

最後に、オーブンレンジの上にトースターや物を置くときによく出てくる疑問をまとめます。

Q1. 上にトースターを置ける?

A. オーブンレンジ本体へ直接載せるのは避け、まず使っている機種の設置寸法を確認してください。

上方へ空間を空ける指定がある機種では、トースターを直接載せるとその空間を確保できません。

上部を利用したいなら、本体へ荷重をかけず必要な隙間を確保できる独立型ラックを検討します。

Q2. 軽い物なら直置きできる?

A. 軽さだけでは判断できません。

メーカーが上部へ一定の空間を求めている場合、軽い保存容器やトレーでも、その場所へ常設すれば必要な空間を塞ぐことがあります。

私はオーブンレンジの天面自体を収納場所にせず、物を置くなら独立した棚を使う考えです。

Q3. 耐熱ボードなら大丈夫?

A. 耐熱ボードを挟むだけでは、必要な放熱スペースの代わりにはなりません。

ボードが高温に耐えられても、オーブンレンジの上へ必要な空間がなくなれば、家電側の設置条件とは別の問題が残ります。

耐熱ボードや耐熱シートは、それぞれの商品が想定する用途と耐熱温度を確認して使ってください。

Q4. 上部の隙間が足りないときは?

A. ラックや棚を無理に詰め込まず、設置場所または収納方法を見直します。

独立型ラックを使う場合も、棚下内寸から本体高さを引いて必要な空間が残るか確認してください。

高さだけでなく左右や背面の設置条件も同時に満たす必要があります。

Q5. 冷蔵庫の上に置いていい?

A. 冷蔵庫とオーブンレンジの両方が条件を満たす場合に検討できます。

私が使っているハイセンスHR-D15Fは約100℃の耐熱トップテーブルを備え、メーカーも電子レンジなどを置けると案内しています。

ただし冷蔵庫によって仕様は違うため、天板の耐熱性や耐荷重、オーブンレンジの設置寸法を確認せずに載せるのは避けてください。

まとめ

オーブンレンジの上にトースターや物を置きたくなるのは、一人暮らしのキッチンならかなり自然なことです。

私自身も収納場所はできるだけ増やしたいですが、オーブンレンジ本体の天面を棚代わりにする方法は選んでいません。

東芝ER-YD70のように上方10cm以上の空間を求める機種なら、その10cmは収納スペースではなく、家電を設置するために必要な空間として残します。

耐熱ボードや耐熱シートを挟んでも、この必要な隙間そのものが生まれるわけではありません。

上部を使いたいなら、本体へ直接荷重をかけない独立型ラックを選び、棚下内寸から本体高さを引いて必要な空間が残るか確認する方法が分かりやすいです。

さらに左右の隙間、ラックの耐荷重、コード、トースター側の設置条件、物を取り出す高さまで確認すれば、「とりあえず載ったからOK」で終わらずに済みます。

私の場合はER-YD70-Kを耐熱トップテーブル付きの冷蔵庫上へ置き、トースターは3段ラックへ分けることで、それぞれの家電の周囲に空間を取りながら使っています。

オーブンレンジ上の空間は、全部埋めるより必要な隙間を残したうえで使える部分だけ収納へ回す。

これが、狭いキッチンでも私が続けやすいと感じている置き方です。

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ショウ

一人暮らし・自炊歴約4年の管理人ショウです。30代から料理にハマり、普段のご飯からパン・ケーキ作りまで楽しんでいます。実際に使った経験をもとに、一人暮らしに役立つ調理器具やキッチンづくりの情報を発信しています。

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