こんにちは、ひとりキッチン研究所のショウです。
私は一人暮らしで自炊をしながら、普段のご飯だけでなく、ケーキ、クッキー、パン、ピザなども自宅で作っています。
現在お菓子作りに使っているのは、2024年3月に約34,000円で購入した東芝のオーブンレンジER-YD70-K。
以前はアイリスオーヤマのオーブントースターPOT-413でもケーキを焼いていたのですが、スポンジケーキが膨らむと生地が天井の電熱線へ近づきすぎたり、実際に触れてしまったりすることがありました。
そこでオーブンレンジへ買い替えるときは、容量の数字だけではなく、ケーキ型を入れた状態で天井までどのくらい余裕があるかをかなり気にして選んでいます。
お菓子作りでは「30Lなら安心」「最高300℃なら高性能」と単純に決められません。
スポンジケーキなら庫内の高さ、クッキーなら角皿の面積、たくさん焼くなら2段調理、さらに焼き色を揃えたいなら熱風の回り方まで見たいところです。
この記事では、実際にケーキやクッキーを焼いている私の経験を交えながら、お菓子作りにおすすめのオーブンレンジと、買う前に確認したいポイントを紹介します。
記事のポイント
- お菓子作り向けオーブンレンジの選び方
- ケーキで庫内の高さが重要な理由
- クッキーで角皿と2段調理を見る理由
- 2026年に選びやすいおすすめ機種
お菓子作り向けの結論
ケーキや焼き菓子を定期的に作るなら、電子レンジの自動あたためメニューの多さよりも、オーブンとしてどこまで使いやすいかを優先したいです。
私なら、庫内の高さ、角皿サイズ、加熱方式、段数、温度設定の順に確認します。
容量だけでは決めない
お菓子作り向けのオーブンレンジを探すと、まず20L、26L、30Lといった容量が目に入ります。
もちろん容量は参考になりますが、同じ容量でも庫内寸法や角皿サイズ、ヒーターの位置は違います。
特にケーキでは、型そのものが庫内へ入るだけでは足りません。
生地は焼成中に上へ膨らむので、型の上に空間が残っていることが大切です。
一方、クッキーでは高さよりも横方向の広さが使いやすさに響きます。
丸く抜いた生地を間隔を空けて並べるため、庫内容量より角皿の面積を見た方が、実際に一度で焼ける量を想像しやすいですよ。
お菓子作りでは「何Lか」だけを見るのではなく、「何を焼くための空間が必要か」で考えるのがおすすめです。
容量や普段の温めまで含めたオーブンレンジ全体の選び方は、親記事の一人暮らし向けオーブンレンジおすすめと容量・機能の比較でも紹介しています。
26Lと30Lの選び分け
一人暮らしでスポンジケーキ、パウンドケーキ、少量のクッキーを作るくらいなら、26L前後でも十分候補になります。
実際、私が使っているER-YD70(K)も26Lクラスですが、普段のお菓子作りで「容量そのものが小さすぎる」と感じる場面はあまりありません。
ただ、クッキーを一度にたくさん焼きたい、パンも頻繁に作りたい、2段へ生地を並べたいとなると30Lクラスが魅力的になってきます。
30Lだから一人暮らしには大きすぎる、と人数だけで切り捨てる必要はないかなと思います。
一人分の料理量と、お菓子を焼くために必要な庫内面積は別の話だからです。

私がお菓子作りに使っている東芝ER-YD70(K)です。電子レンジとしての温めだけでなく、ケーキ、クッキー、パンなどの焼成にも使っています。
焼きムラを減らす選び方
同じレシピ、同じ設定温度でも、使うオーブンによって焼き色や膨らみ方が変わることがあります。
だからこそ、お菓子作りを目的にオーブンレンジを選ぶなら、商品ページの機能数より実際の庫内構造を見ていきましょう。
庫内の高さを確認する
私がケーキ作りで最初に確認してほしいのは、天板や角皿をセットした位置から天井までの空間です。
特にスポンジケーキやシフォン系のように、生地が上方向へ大きく膨らむお菓子では無視できません。
以前使っていたPOT-413でもケーキそのものは焼けました。
しかし、庫内が低いため、生地がよく膨らんだときに上側の電熱線へかなり近づきます。
表面だけ先に色が付いたり、生地がヒーターへ触れてしまったりすると、「温度設定を間違えたかな」と思いますが、原因が物理的な距離ということもあります。

アイリスオーヤマPOT-413へケーキ型を入れた状態です。型が入っても、その上に残る空間が少ないと膨らんだ生地がヒーターへ近づきます。
ケーキ型を入れて考える
商品仕様に「庫内高さ○cm」と書かれていても、その数字だけで判断しない方が分かりやすいです。
実際には角皿や焼き網をセットし、その上へケーキ型を置きます。
なので確認したいのは、庫内底面から天井までではなく、実際の焼成位置に置いた型の上から天井までです。
私はER-YD70(K)を選ぶ際も、この余裕をかなり意識しました。

東芝ER-YD70(K)へ同じケーキ型を入れた状態です。POT-413と比べ、型の上側に余裕を取りやすくなりました。
角皿の広さを見る
クッキーやシュー生地、パンを焼くなら、庫内の高さとは別に角皿の横幅と奥行きが大事です。
生地をぎゅうぎゅうに詰めて並べるわけにはいかないので、数cmの差でも配置できる個数が変わります。
私が現在使っているER-YD70(K)へ買い替えたときも、以前のトースターより角皿がかなり広くなり、お菓子やパンを並べるのがラクになりました。

左がアイリスオーヤマPOT-413の銀トレー、右が東芝ER-YD70(K)の角皿です。クッキーやパンを複数並べると、角皿の面積差がそのまま使い勝手へ出ます。
現行の東芝ER-D70Cには約39.5×30.5cmの角皿が付属します。
さらにER-D3000CやER-D5000Cでは約41.2×29.1cmの角皿を2枚使用できるため、一度に多く焼きたい人は比較しやすいでしょう。
ケーキを1台ずつ焼くなら角皿の広さを持て余すこともありますが、クッキーや小型パンでは余白があるほど配置しやすくなります。
加熱方式を確認する
オーブンレンジの加熱方式には、上下のヒーターを中心に庫内を加熱するタイプと、ファンで熱風を循環させるコンベクションタイプがあります。
どちらでもケーキやクッキーは作れますが、たくさん焼く場合は熱風コンベクションを候補に入れる価値があります。
上下ヒーター式
26L前後の中価格帯では、上下ヒーター式の製品が多く見つかります。
私が使う26Lクラスもこの範囲で、スポンジケーキやクッキー、シナモンロールなどを普通に作れています。
なので、月に数回お菓子を作るくらいなら「熱風がないからダメ」と決める必要はありません。
むしろ予算との兼ね合いでは、庫内の高さや大きめの角皿を優先した方が使いやすい場合もあります。
熱風コンベクション式
コンベクション式はファンで熱風を循環させる仕組みなので、30Lクラスの2段オーブンでよく採用されています。
クッキーを2枚の角皿へ並べて焼くなど、上下に食材を置く場合は特に注目したい方式です。
ただし、熱風コンベクションという名前だけで完全に同じ焼き色になるわけではありません。
庫内の形、ファンの位置、天板への載せ方、生地の厚みでも仕上がりは変わります。
一度に少量しか焼かないなら1段の上下ヒーター式でも十分実用的です。
反対に、クッキーやパンをまとめて焼くなら、熱風2段オーブンへ予算を回す意味が出てきます。
2段調理は量で決める
お菓子作り向けというと2段オーブンが魅力的に見えますが、誰にでも必要というわけではありません。
スポンジケーキを丸型で1台焼くことが中心なら、基本的には1段で足ります。
パウンド型を1本焼く場合も同じです。
一方、クッキーを家族や友人へ配るために一度で大量に焼きたいなら、2段を使える意味はかなり大きくなります。
1回目が焼き終わるまで次の天板を待つ必要が減り、お菓子作り全体の時間も短くしやすいです。
最高温度だけで選ばない
250℃、300℃、350℃という最高温度は比較しやすい数字なので、どうしても気になります。
ただ、お菓子作りでは最高温度へ到達できればすべて解決するわけではありません。
一般的なスポンジケーキ、パウンドケーキ、クッキーなら、最高350℃を使わなくても作れるレシピはたくさんあります。
それよりも、自分が頻繁に使う温度帯で焼きやすいか、予熱できるか、庫内へ熱が回りやすい構造かを見たいところです。
最高温度には時間制限もある
オーブンレンジでは最高温度を設定できても、その温度でずっと運転するとは限りません。
例えば東芝ER-D5000Cは350℃設定に対応しますが、メーカーによると350℃での運転は約5分で、その後は230℃へ切り替わります。
パナソニックNE-UBS10Eも最高300℃に対応しますが、300℃運転は約5分で、その後は230℃へ切り替わる仕様です。
このため、カタログでは「最高温度」だけでなく、その温度をどのように使えるのかまで確認してください。
出典:Panasonic「NE-UBS10E 仕様・詳細情報」
ケーキとクッキーの選び方
「お菓子作り」と一言でまとめても、スポンジケーキとクッキーではオーブンへ求めるものが少し違います。
自分が何をよく作るかを決めてから機種を見ると、不必要な機能へお金をかけにくくなります。
スポンジは高さを優先
スポンジケーキでは、型を置いた上に十分な空間を取れることを私はかなり重視します。
生地がきれいに膨らんでも、上部ヒーターへ近づきすぎると表面だけ早く色が付きやすくなるからです。
私自身、POT-413で作っていた頃にこの問題を経験したので、オーブンレンジへ買い替えて一番ラクになった部分でした。
また、丸型を庫内の中央付近へ置きやすい広さがあると、型の位置を決めるときにも余裕があります。

東芝のオーブンレンジで焼いたベリー入りクランブルケーキです。私はケーキを定期的に焼くので、型の上側に余裕がある庫内を選んでよかったと感じています。
クッキーは角皿を優先
クッキーでは生地の高さがそれほど出ないため、私は庫内高より角皿の面積を気にします。
生地同士が近すぎないよう間隔を取りながら並べると、思っていた以上に天板を使うんですよ。
少量なら26Lクラスの1段でも問題ありません。
ただし数十枚をまとめて作る人なら、30Lクラスの熱風2段オーブンが一気に現実的な選択肢になります。

ER-YD70(K)の角皿へクッキー生地を並べた焼成前の様子です。生地同士に間隔を取るため、角皿の広さはそのまま一度に焼ける量へ関わってきます。

ER-YD70(K)で焼いた後のクッキーです。縁まで焼き色が付き、一度に複数枚を焼けています。
パンも作るなら発酵を見る
お菓子に加えてパンも作るなら、オーブン温度だけでなく発酵設定も確認しておくと便利です。
私もシナモンロールや菓子パンを作るので、発酵機能は思っていた以上に使っています。
室温だけでも発酵はできますが、季節によって部屋の温度が変わるため、庫内で温度設定できると予定を立てやすいです。
現行のER-D70Cは30・35・40・45℃、ER-D5000Cも発酵とスチーム発酵で複数の温度を選べます。

二次発酵後のシナモンロールです。お菓子だけでなくパンも作るなら、発酵機能の温度設定まで確認しておくと出番が増えます。
おすすめオーブンレンジ
ここからは2026年9月時点でメーカー公式情報や販売を確認できる機種の中から、お菓子作りという目的で比較しやすい候補を紹介します。
単純な順位ではなく、「少量のケーキ中心」「クッキーをたくさん焼く」「高温調理まで楽しむ」と用途を分けて見てください。
| 機種 | 容量 | 加熱方式 | 最高温度 | 段数 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東芝 ER-D70C | 26L | 上下ヒーター式 | 250℃ | 1段 | ケーキや少量のお菓子を作る人 |
| 東芝 ER-D3000C | 30L | 熱風コンベクション | 300℃ | 2段 | クッキーやパンをまとめて焼く人 |
| 東芝 ER-D5000C | 30L | 熱風コンベクション | 350℃ | 2段 | 製菓から高温調理まで使いたい人 |
| Panasonic NE-UBS10E | 30L | コンベクション | 300℃ | 2段 | 製菓と普段料理を幅広く使う人 |
東芝ER-D70C
ケーキやクッキーを楽しみたいけれど、30Lクラスまでは必要ないという人に候補にしやすいのがER-D70Cです。
総庫内容量は26Lで、オーブンは100〜250℃、発酵は30・35・40・45℃に対応しています。
付属の角皿は約39.5×30.5cmです。
2段オーブンではないため、大量のクッキーを一気に焼く用途には上位機の方が向きます。
ただ、丸型ケーキ1台、パウンドケーキ、少量のクッキーといった使い方なら、私はかなり現実的なサイズだと思います。
私が使っているER-YD70(K)も同じ26Lクラスなので、一人暮らしの温め家電と製菓用オーブンを1台へまとめる考え方にもなじみます。
東芝ER-D70CをAmazon・楽天市場で比較するという形なら、価格差を確認しながら購入先を選びやすいでしょう。
東芝ER-D3000C
私がお菓子作り用として30Lクラスから選ぶなら、ER-D3000Cはかなり気になる位置です。
30Lの熱風コンベクション式で、角皿2枚を使った2段調理に対応しています。
オーブンは最高300℃で、メーカーもパンやお菓子の2段調理を用途として挙げています。
ER-D5000Cほどの最高温度や上位機能が不要なら、2段コンベクションという製菓で使いやすい部分を残しながら選べます。
クッキーやパンを何度も入れ替えて焼くことが多い人ほど、26L・1段から30L・2段へ上げる意味を感じやすいかなと思います。
東芝ER-D3000CをAmazon・楽天市場で比較するのも、2段オーブンへ買い替えたい人には自然な選択肢です。
東芝ER-D5000C
お菓子だけでなく、パン、ピザ、高温のオーブン料理までかなり使い込みたいならER-D5000Cが候補です。
総庫内容量30L、熱風コンベクションの2段オーブンで、最高350℃設定に対応しています。
付属の遠赤包み焼き角皿は約41.2×29.1cmが2枚。
丸みを持たせた庫内構造と角皿のスリットによって熱風の対流を促し、メーカーもパンやお菓子の2段調理を案内しています。
ただし、お菓子作りだけのために最高350℃が必須というわけではありません。
スポンジケーキやクッキー中心ならER-D3000Cまででも十分検討できます。
ER-D5000Cは「せっかく大きなオーブンレンジを置くなら、高温のピザやパンまで遊びたい」という人の方が機能を使い切りやすいでしょう。
Panasonic NE-UBS10E
製菓だけに特化せず、毎日の料理まで一台へかなり任せたいならPanasonic Bistro NE-UBS10Eも候補です。
30Lの2段コンベクションオーブンで、70〜300℃の温度設定に対応しています。
角皿は約40.7×30.3cmが2枚付属します。
Panasonicは公式ページで2段のクッキー焼成例も案内しているため、複数の天板を使って焼き菓子を作りたい人にも用途を想像しやすいです。
スチームやグリル、自動調理も備えているため、お菓子を作らない日は普段の夕食でも使いやすいタイプ。
その分、お菓子を月に数回焼くだけなら機能を持て余す可能性もあります。
Panasonic Bistro NE-UBS10EをAmazon・楽天市場で比較する場合も、製菓以外の機能をどこまで使うかを考えてから選ぶのがおすすめです。
おすすめ機種は「高いほど上」ではありません。
1段しか使わない人が2段オーブンを買っても、その機能へ払った金額を活かせないことがあります。
自分が普段作るお菓子の量から逆算してください。
ER-YD70で実際に作った感想
ここからは、私が実際にER-YD70(K)でお菓子やパンを作ってきて感じたことを紹介します。
現行のER-D70Cとは別の旧世代モデルなので性能をそのまま同一視はできませんが、26Lクラスを一人暮らしで使うサイズ感の参考にはなると思います。
ケーキは高さに困りにくい
POT-413からER-YD70(K)へ替えて、一番分かりやすかったのがケーキ型の上に空間を取れることです。
以前は膨らんだ生地と電熱線との距離が気になり、焼いている途中も「これ以上膨らむと当たりそうだな」と落ち着きませんでした。
ER-YD70(K)では同じようなケーキ型を入れても上側に余裕があり、私が普段作るケーキでは天井へ生地が当たったことはありません。
この経験から、私はお菓子作り用オーブンを選ぶとき、最高温度より先に庫内高を見るようになりました。
クッキーは天板が便利
クッキーでは角皿へクッキングシートを敷き、生地を並べてそのまま焼いています。
一人で食べる分を作るなら1段でも十分なことが多く、ER-YD70(K)でも特に困っていません。
ただ、一度に倍近く焼きたい日には「2段があればラクだな」と感じます。
ここが26Lクラスと30L・2段クラスを分ける大きなポイントだと思います。
シナモンロールも焼ける
ER-YD70(K)では、発酵から焼成までシナモンロール作りにも使っています。
6個程度なら角皿へ間隔を取りながら並べられ、二次発酵で膨らんだあとも窮屈になりにくいです。

ER-YD70(K)で焼いたシナモンロール6個です。お菓子だけでなくパンも作る人なら、発酵機能と角皿の広さまで見ると選びやすくなります。
買う前に確認したいこと
オーブン性能が気に入っても、自宅へ置けなかったり、熱い天板を扱いにくかったりすると使うたびに面倒になります。
お菓子作りでは本体だけでなく、型や角皿、作業場所まで含めて考えておきましょう。
設置スペースを測る
オーブンレンジは本体寸法だけ測れば終わりではありません。
メーカーが指定する上方、左右、背面の空間も必要です。
さらに扉を全開にし、熱い角皿を両手で手前へ引き出せる場所を確保したいところ。
私もキッチンが広大なわけではないので、家電を買うときは「置けるか」だけでなく「使っている最中に手を動かせるか」を確認します。
ラックへ置く場合は、調理家電ラックの選び方とオーブンレンジの置き方も参考にしてください。
製菓用品も置き場所が必要
お菓子作りを始めると、オーブンレンジ以外の道具もじわじわ増えます。
ケーキ型、パウンド型、泡立て器、ハンドミキサー、ゴムベラ、口金、絞り袋、クッキングシートなど、1個ずつは小さくても集まると結構な量です。

私が使っているケーキ型、口金、絞り袋、パレットナイフなどです。お菓子作りを続けると、オーブン本体以外の収納場所も必要になります。
特に角皿は横幅が大きく、使わないときに置き場所へ困りやすい付属品です。
私は立てて収納していますが、購入前に「天板をどこへしまうか」まで決めておくとキッチンが散らかりにくいですよ。
角皿を洗えるかも見る
お菓子を焼いた後は、角皿へ油や生地が付くこともあります。
大型オーブンレンジほど角皿も大きくなるため、シンクが小さいと洗うときに少し苦労します。

ER-YD70(K)の角皿をシンクで洗っている様子です。角皿が大きくなるほど、一人暮らしの小さめのシンクでは洗い方も考える必要があります。
普段のレンジ性能も忘れない
お菓子作りが目的でも、オーブンレンジなら普段は電子レンジとして使う時間の方が長い人も多いと思います。
私もケーキを毎日焼くわけではありませんが、ご飯や作り置きの温めにはかなり頻繁に使います。
そのため、製菓性能だけを見て日常の操作が使いにくい機種を選ぶのも少しもったいないです。
温め中心なら単機能レンジでも足りるので、まだオーブン機能を使うか迷っている人は、電子レンジとオーブンレンジの違いを先に確認すると判断しやすくなります。
専用オーブンとも比較する
週に何度もお菓子やパンを焼き、電子レンジ機能とは別に置き場所を取れるなら、専用オーブンを含めて比較する方法もあります。
オーブンレンジの良さは、温めと焼成を1台へまとめられることです。
反対に、焼くことだけを最優先するなら、レンジ機能を持たないオーブンも候補になります。
この違いはオーブンとオーブンレンジの違いと向いている料理で詳しく紹介しています。
お菓子作り向けオーブンレンジのよくある質問(FAQ)
お菓子作り用のオーブンレンジを選ぶときに迷いやすいポイントを、実際にケーキやクッキーを焼いている立場から回答します。
Q1. ケーキ作りには何Lのオーブンレンジがおすすめ?
A. 一人暮らしで丸型ケーキやパウンドケーキを1台ずつ作るなら、26L前後から十分候補になります。
ただし容量だけで決めず、使うケーキ型を置いた状態で上側に余裕があるかを確認してください。
クッキーやパンを一度に多く焼く場合は、30Lクラスの2段オーブンまで比較すると選択肢が広がります。
Q2. お菓子作りには300℃のオーブンが必要?
A. ケーキや一般的なクッキーを中心に作るなら、最高300℃以上が必須とは限りません。
普段使うレシピの設定温度に対応していれば、250℃クラスでも多くのお菓子を作れます。
高温でピザやハード系パンまで焼きたい人は、300℃以上の機種を比較する意味が出てきます。
なお、最高温度は運転できる時間が決まっている製品もあるため、取扱説明書の条件まで確認してください。
Q3. クッキー作りには2段オーブンがおすすめ?
A. 一度に大量のクッキーを焼くなら、2段オーブンはかなり便利です。
上下2枚の角皿を使えるため、1段ずつ何度も焼く回数を減らしやすくなります。
一方、一人で食べる少量を作る程度なら1段でも十分なので、2段機能だけを理由に上位機を選ぶ必要はありません。
Q4. オーブントースターでもケーキは焼ける?
A. 温度調節に対応した製品なら焼ける場合がありますが、庫内の高さには注意してください。
私もPOT-413でケーキを焼いていましたが、膨らんだスポンジ生地が天井の電熱線へ当たることがありました。
小型トースターはヒーターとの距離が近いため、高さのあるケーキを定期的に作るなら、庫内に余裕のあるオーブンレンジの方が私は使いやすいと感じています。
Q5. お菓子作りではスチーム機能も必要?
A. ケーキやクッキーを焼くことだけが目的なら、スチーム機能を最優先にする必要はありません。
私はまず庫内の高さ、角皿、加熱方式、段数を見ます。
パンの発酵や蒸し料理、普段の調理まで幅広く使いたい場合は、スチームや過熱水蒸気まで含めて比較するとよいでしょう。
お菓子作り向けオーブンレンジまとめ
お菓子作りにおすすめのオーブンレンジは、単純に容量が大きい機種や最高温度が高い機種ではありません。
ケーキなら庫内の高さ、クッキーなら角皿の広さ、まとめ焼きなら2段調理というように、作るお菓子から必要な性能を逆算するのが一番分かりやすいです。
私自身、POT-413でケーキを焼いていたときは庫内の低さにかなり悩まされました。
その経験があったので、ER-YD70(K)へ買い替える際はケーキ型の上側へ余裕を取れることを確認し、今ではケーキ、クッキー、シナモンロールなどを作っています。
少量のお菓子を作る一人暮らしなら、ER-D70Cのような26Lクラスから十分検討できます。
一方、クッキーやパンを頻繁にまとめて焼くなら、ER-D3000CやER-D5000C、NE-UBS10Eのような30L・熱風2段タイプまで見る価値があります。
- ケーキ中心なら庫内高と型の上側の余裕を確認する
- クッキー中心なら角皿の面積と2段調理を見る
- 最高温度だけでなく高温運転の条件まで確認する
- 普段の温め頻度と設置スペースも含めて決める
オーブンレンジは毎日買い替える家電ではありません。
だからこそ「何Lが人気か」より、あなたが次の休日に何を焼きたいかを思い浮かべて選んでみてください。